市販の飲むヨーグルト(ヨーグルトドリンク)は手軽に飲めますが、糖分・カロリーが多い物もあります。
その点、自家製ヨーグルトドリンクは糖分控え目に出来ます。
自宅で出来る飲むヨーグルト超簡単!作り方レシピをご紹介します。
飲むヨーグルトとは?
飲むヨーグルトはヨーグルトドリンク、飲料ヨーグルトと呼ばれることもあります。
一説によると、1970年にヤクルト本社が開発した「ジョア」が日本で初めて市販された「飲むヨーグルト」のようです。
ヤクルト本社というと小さな容器の「ヤクルト」が頭に浮かびますが、JAS法では「ヤクルト」は乳酸菌飲料に分類され、ヨーグルトと同じ発酵乳である飲むヨーグルトとは区別されています。
普通のヨーグルトと飲むヨーグルトとの違い
普通のヨーグルトは固形ですが、飲むヨーグルトは液状です。
しかし、単に形状が異なるだけでなく、製造過程が固形ヨーグルトとは大きく違います。
固形ヨーグルトが容器に充填してから発酵させる後発酵に対し、飲むヨーグルトはタンク内で発酵させてから容器に充填する前発酵です。
飲むヨーグルトは固形ヨーグルトを牛乳や水で単に薄めたものではなかったのですね。
飲むヨーグルトの効果・栄養価は?
上記のように、固形ヨーグルトと飲むヨーグルトの違いは、後発酵か前発酵かの違いですので、飲むヨーグルトも固形のヨーグルトと栄養価は変わりません。
以下は、明治ブルガリアヨーグルトのHPの記載です。
のむヨーグルトは固形のヨーグルトを撹拌して飲みやすくするために糖分などを加えた品が多いですが、同じ量を召し上がっていただければ、乳酸菌の量や働きに違いはありません。お好みの方を選んでお召し上がりください。
固形ヨーグルトと飲むヨーグルトの栄養成分比較(100g当たり)
但し、市販の飲むヨーグルトは甘味料や果肉が入っているものがほとんどです。
糖分・カロリーが気になる方は、自宅で飲むヨーグルトを作ると、糖分・カロリー控えめの飲むヨーグルトを作ることが出来ます。
※ヨーグルトそのものも手づくりできます。ヨーグルトメーカーを使うと簡単です。⇒ヨーグルトメーカーのおすすめ比較表[カスピ海ヨーグルト・R1・甘酒・牛乳]
尚、自家製ヨーグルトドリンクは本来のヨーグルトドリンクの作り方ではなく、固形のヨーグルトを牛乳等で割ったものになります。
飲むヨーグルトの超簡単!作り方レシピ:牛乳と混ぜる
材料
ヨーグルト
牛乳
作り方
ヨーグルトと牛乳を1:1の分量で、泡立て器でヨーグルトのだまが無くなるまで、優しく混ぜるだけ。
※ミキサーだと尚良し
善玉菌をふやしてくれるオリゴ糖を加えると、甘さが加わる上、よりお腹に優しいヨーグルトドリンクに!
勿論、牛乳の代りに豆乳を使っても構いません。
飲むヨーグルトの超簡単!作り方レシピ:豆乳と混ぜる
牛乳は100gあたり66.9kcalに対し、豆乳は100gあたり45.9kcalとカロリーが低めなのでヘルシーです。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをしますので、女性や乳製品アレルギーの方にオススメです。
ヨーグルトも豆乳ヨーグルトを使うと完璧です。
[関連記事]豆乳ヨーグルトの簡単!作り方2[市販ヨーグルト・種菌・リンゴ酢/ヨーグルトメーカー・土鍋編]
材料
プレーンヨーグルト:大さじ4杯
無調整豆乳:200ml
砂糖やはちみつ:お好みの量
※糖質が心配な方は砂糖の代わりにゼロカロリーのエリスリトールやラカントを入れても良いですね。
[関連記事]
・エリスリトールとは?効果効能・危険性・糖質・ラカントSとの違いをズバリ解説!
・「ラカントS」とは?効果効能・危険性・糖質制限をズバリ解説!
作り方
上記の材料をミキサーに入れ、混ぜます。
ミキサーがない場合はハンドブレンダーや泡立て器でお好みのとろみが出るまで混ぜて下さい。
ヨーグルトと混ぜる牛乳や豆乳の量、甘味料等に関しては色々と試してみると自分好みの味が見つかります。
飲むヨーグルトが作れるヨーグルトメーカー
ヨーグルトや甘酒等が簡単にできるヨーグルトメーカーですが、飲むヨーグルトが作れる機種もあります。
飲むヨーグルトとラッシーの違い
インド料理につきもののラッシー。
まさにあれが飲むヨーグルトだと思うのですが、違うのでしょうか?
ラッシーとは?
インド料理の飲物でダヒー(ヨーグルト)をベースに作られる。 濃さはどろっとしたヨーグルト状のものから、水分の多いさらっとしたものまである。特に名前の違いはなく、作る人や地方、好みによる。
出典:Wikipedia~ラッシー
ダヒに牛乳か水を加えてサラサラにして、砂糖を少し加えたものがラッシーのようです。
確かにインド料理店によって、甘さや濃さに違いがあります。
インドのヨーグルトを使うかどうかが飲むヨーグルトとの違いで、差異はなさそうです。