ラカンカ（羅漢果）甘味料は、羅漢果の実を煎じたものを便利な顆粒や粉末にしたものです。
ラカンカ甘味料の効果効能・糖質・危険性は？
ラカンカ甘味料は100％のものから混ぜ物があるものまで様々。
そこで、ラカンカ甘味料の商品内容を比較してみました。
羅漢果とは？
羅漢果（ラカンカ）は、中国の亜熱帯の山岳地帯の一部の地域で取れるかなり珍しい果実です。
羅漢果は以下の特徴があります。
・羅漢果の甘味成分は「テルペングリコシド配糖体」という炭水化物。
・テルペンルイコシド配糖体の甘味は砂糖の300～400倍。
・体内に吸収されないから糖分抑制が必要な方に最適。
・羅漢果100g中鉄分9.5mg・リン12.3mg・カルシウム154mg・ビタミンE8mgなども豊富。
羅漢果は砂糖に代わる代替甘味料として利用可能です。
羅漢果はこんな方におすすめ
■食事の栄養バランスを気をつけている方
■肌年齢を若くしたい方
■スッキリとした見た目をキープしたい方
■カロリーが気になるけど甘みがほしい方
羅漢果の効果効能
ゼロカロリー
羅漢果の甘味成分「テルペングリコシド配糖体」は体内で吸収されずに排出されてしまいます。
その為、羅漢果は体内でエネルギー源とならないため、羅漢果のカロリーはゼロです。
血糖値を上げない
羅漢果は体内で吸収されずに排出されてしまう為、“血糖値を上げない”という報告も。
抗酸化作用が強い
羅漢果は、活性酸素（フリーラジカル）が大量に発生することを防ぐ活性酸素消去能力（抗酸化作用）が他の植物や果実に比べて非常に高いです。
これは羅漢果の生育環境が関係しています。
但し、精製すると、その効果はなくなるという意見も。
咳止め効果
羅漢果は咳を抑制する効果があります。
その為、のど飴などに添加され使用されています。
便秘改善
羅漢果は腸内の善玉菌を増やす効能があります。
便秘の改善効果が期待されています。
羅漢果の危険性
ラカンカ甘味料に限らず人工甘味料の危険性の可能性を示唆する意見があります。
・甘みに関する味覚が鈍る
・糖尿病になるリスクがある
・下痢になる
・アレルギー症状を起こす
但し、これらは人工甘味料を大量に（一時的ないし長期的）摂取した場合の話ですので、適量を摂取する分には危険性はないと考えられます。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい。⇒「ラカントS」の危険性は？
ラカンカ甘味料の商品比較
羅漢果の果実そのものは、中国政府により国家保護植物に指定されており、生のままで国外に持ち出すことを固く禁じられています。
その為、日本国内では、羅漢果の果実を煎じたりして、粉末や顆粒にしたものが販売されています。
一部、ご紹介します。
ラカンカ甘味料の糖質
糖質に関しては、いずれの商品も記載がありません。
但し、羅漢果は体内で吸収されずに排出されてしまう為、”血糖値を上げない”特徴があります。
糖質が血糖値を上げますので、羅漢果には糖質は殆ど含まれていないと考えて良いのではないのでしょうか？
ラカンカ甘味料に関しては、羅漢果原料100％なら羅漢果と同じと考えて良いと思いますが、混ぜ物の場合は注意が必要です。
尚、ラカントSの主成分であるエリスリトールは小腸で吸収されるも、代謝されるわけではなく尿としてその90%が再び体外へと排出され、血糖値が上がりにくい甘味料です。
［関連記事］エリスリトールとは？効果効能・危険性・糖質・ラカントSとの違いをズバリ解説!
羅漢果粉末
【内容量】100g
【内容】
混ぜ物なし。羅漢果原料100%の健康食品です
【味】Amazonカスタマーレビューより
「甘いは甘いんだけど、思った以上に漢方な感じの味わい」
【お召し上がり方】
健康補助食品として1日3～5g程度を目安に水やお湯などお好みのお飲み物に溶かしてお召し上がりください。飲みにくい場合はオブラートに包んでお召し上がり下さい
ラカントS 顆粒
カロリー0なので摂取カロリーを制限されている方におすすめです
【内容量】800g
【内容】
羅漢果のエキスが0.8%、残りの99.2%がエリスリトールです。
【味】
甘さは砂糖と同じ甘さに調整しているので調理の際の換算の手間がかからず、普段のお砂糖の代わりにお使いいただけます。
【お召し上がり方】
過熱調理をするお料理におすすめ。煮物や炒め物に。
※液状タイプもあります。非加熱調理におすすめ。和え物や冷たい飲み物、ヨーグルトなどに。
［関連記事］「ラカントS」とは？効果効能・危険性・糖質制限をズバリ解説!
生羅漢果顆粒
【内容量】500g
【内容】
羅漢果98％、てんさい糖2％配合。
【お召し上がり方】
お湯を注ぐだけで「らかんか茶」が出来ます。
※100㏄に10gくらいが目安です。
勿論、料理にも使えます。
