ごぼう茶がTVや雑誌で大注目です。
TV等で大活躍されている医師の南雲先生は「ごぼう」で若返りをはかった経験から「ごぼう茶」を推奨されています。
ごぼう茶にはどのような効果効能があるのでしょうか?
便秘解消に効く?ダイエット効果は?
その根拠は?
副作用はないのでしょうか?
妊婦、授乳中に飲んでも大丈夫?
ごぼう茶の効果効能と副作用についてスッキリ解説します。
「ごぼう茶」って何?
「ごぼう茶」と言えば、「あじかん焙煎ごぼう茶」が有名です。
「あじかん焙煎ごぼう茶」の開発者が医師の南雲良則先生です。
「ごぼう茶」そのものは、随分以前からあります。
しかし、今ほど注目されたのは南雲医師によるところが大きいでしょう。
「ごぼう茶」とは?
南雲先生は本業の医師の傍ら、TV等で大活躍されています。
実年齢(63歳)を聞いて驚く方も多いのではないでしょうか?
20歳は若く見えますよね。
しかし、南雲先生も以前は不健康で、実年齢より老けて見えたそうです。
そんな南雲先生を変えたのが「ごぼう(牛旁)」だったと言います。
ただ、「ごぼう」を毎日食事に取り入れるのは調理が面倒。
さらに、味付けをすると塩分や糖分が気になる。
そこで、「ごぼう茶」のアイディアが浮かんだそうです。
こうして生まれたのが「あじかん焙煎ごぼう茶」です。
「ごぼう茶」とは、根菜である「ごぼう」をささがきにして後、天日干しにして、それを乾煎りしたものを煮出して飲むお茶のことです。
これなら、気軽に毎日「ごぼう」の栄養を摂取することが出来ます。
栄養成分
では、「ごぼう」にはどのような栄養成分が含まれているのでしょうか?
イヌリン
「ごぼう」と言えば、食物繊維です。
「ごぼう」の芯には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランス良く含まれています。
何と、「ごぼう」にはレタス5個分の植物繊維が含まれていると言いますので凄いですね。
尚、「さつまいも」の約2.5倍です。
※可食部100gあたり
特に、「ごぼう」に含まれる水溶性食物繊維である「イヌリン」は、天然オリゴ糖の一種であり、スッキリの強い味方です。
腸の中に入った「イヌリン」は、体内の余分な水分を吸ってくれるから便がほどよくやわらかくなり、お通じがよくなります。
サポニン
「ごぼう」の皮やアクにはサポニンが含まれています。
サポニンはポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは植物が紫外線から自分を守る抗酸化物質ですが、活性酸素を抑制する働きがあります。
美容と健康に効果が期待できます。
糖質は?
「ごぼう茶」マグカップ1杯 200mlの炭水化物は6.9g、食物繊維は2.6g。
従って糖質は6.9g-2.6g=4.3gになります。
但し、これは固形の「ごぼう茶」の話なので、液体としての「ごぼう茶」は糖質ゼロと考えて良いのではないでしょうか?
カロリーは?
「ごぼう茶」マグカップ1杯 200mlのカロリーは29kcalです。
カフェインは?
コーヒーや緑茶にはカフェインが含まれますが、「ごぼう茶」はノンカフェインです。
妊娠・授乳中の方や、小さなお子様でも安心して召し上がっていただけます。
飲んで夜眠れないといったことがないのも嬉しいですね。
「ごぼう茶」の効果効能
「ごぼう茶」にはどのような効果効能があるのでしょうか?
若返り効果
南雲医師が自ら若返りをはかった経験から、「ゴボウ茶を飲むと20歳若返る! Dr.ナグモの奇跡の若返り術」という本を出版されています。
南雲医師が勧める若返り方法については⇒南雲先生の若返りダイエット方法の秘訣はごぼう茶だけでなかった
本の中で南雲医師は「ごぼう茶」の効能として以下のものを挙げています。
☆肌の老化を防ぐ
☆脂肪やコレステロールを洗い流す
☆脂肪の吸収を抑えて太りにくくなる
☆肌荒れ・シミを改善する
☆顔や脚のむくみがなくなる
☆冷え性を改善する
☆便秘が解消する
☆風邪をひかなくなる
☆血管をきれいにする
☆ガン・脳卒中・心臓病・糖尿病を予防
便秘解消に効く?
「ごぼう茶」には食物繊維が豊富に含まれています。
特にイヌリンの働きが素晴らしい。
腸内環境を整えてくれる働きがあるので、便秘の改善・解消に効果が期待できます。
南原先生の口コミ体験
「飲み始めて2、3日もすると、便通がよくなって体重が減るばかりか、体臭もなくなったから驚いた。」
ダイエット~痩せる?
便秘はダイエットの大敵です。
便秘が解消できれば、体に不要な老廃物が体外に排出されます。
また、イヌリンには腎臓の機能を高めてくれる働きがあり、むくみにも効果が期待できます。
また、サポニンは体の中に取り入れると、腸の中の余分な油分を分解してくれる働きがあります。
結果、「ごぼう茶」はダイエット効果が期待できます。
高血圧に良い?
ごぼう茶に含まれるサポニンは、腸や血管の中にある悪玉コレステロールを分解し、洗い流す効果があります。
高血圧防止に効果が期待できます。
糖尿病に良い?
イヌリンはブドウ糖の吸収速度を遅らせる作用があり、血糖値の上昇を抑制すると考えられます。
結果、糖尿病予防効果が期待できます。
腎臓病に効く?
「ごぼう茶」に含まれるイヌリンには腎臓の機能を高めてくれる働きがあります。
腎臓の機能が高まると、利尿作用が促され、体内の余分な水分を尿として排泄することで、女性が気になる冷え、顔や足首のむくみも解消し、肌がきれいになる効果が期待できます。
母乳に良い?
「ごぼう茶」には母乳の流れをよくする効果もあるので、授乳時に効果的です。
乳腺炎に良い?
母乳は血液で出来ています。
質のいい母乳を作ることができ、体の余分なものを流してくれるデトックス効果もある為、乳腺炎の予防にもなります。
「ごぼう茶」の副作用
「ごぼう茶」の効果効能を見てきましたが、副作用はないのでしょうか?
「ごぼう茶」は食品です。薬と違い、副作用はありません。
しかしながら、合う合わないはどんな食品にもあります。
体質によっては副作用と言える症状が出る場合がまれにあります。
吐き気
「ごぼう茶」の有効成分「サポニン」はごぼうの皮やアクに含まれています。
アレルギー体質の方にはアクが強い為、吐き気がする方もいるようです。
胃痛・腹痛(お腹が痛い)
上記の「吐き気」と理由は同じです。
心配な方は、通常より薄めにするか、一度に飲む量を減らして飲むと良いでしょう。
下痢になった
「ごぼう茶」に食物繊維が豊富に含まれているので、飲み過ぎると多少お腹が緩くなることがあります。
※普通の量を飲んでいる限り、心配する必要はありません。
便秘になった
「ごぼう茶」は便秘解消に効果がありますが、中には、逆に「便秘になった」という方もいるようです。
原因の1つに水分不足があります。
濃い「ごぼう茶」を飲んでいませんか?
水分を多めにとりましょう。
※なるべく温かめて飲むのがおすすめです。
それでも症状が改善しないという方の場合、腸が弱いケースです。
「ごぼう茶」に限らず、腸の弱い方が、食物繊維を積極的に摂取すると、逆に腸が緊張して便秘になることがあります。
最初は、量を控えめに飲んでみてはいかがでしょうか?
アレルギー症状
菊などにアレルギーがある方は、アレルギー反応(ごぼう茶中毒)が起きる可能性があります。
むくみや息苦しさ、口内の乾きや肌のぶつぶつ、全体的な不調、眠気や不安定、頭痛や発熱という症状です。
妊婦・授乳時は危険?
「ごぼう茶」はノンカフェインなので妊婦・授乳時、小さなお子さんが飲んでも心配いりません。
しかしながら、前述したように、体質によっては、副作用ともいえる症状が出る可能性があります。
心あたりのある方は控えると良いでしょう。
また、そうでない場合も妊婦・授乳時は過度の飲み過ぎには注意しましょう。
「ごぼう茶」のメリット・デメリット
「ごぼう茶」のメリット・デメリットのまとめです。
メリット
「ごぼう茶」にはイヌリン、サポリンが豊富に含まれ、以下の効果が期待できます。
●便秘解消
●腎臓の機能を高める
●むくみ・冷え改善
●ダイエット~痩せる
●若返り~アンチエイジング
●糖尿病予防
●高血圧防止
●乳腺炎予防
●その他
デメリット
「ごぼう茶」に副作用はありません。
しかしながら、体質によって合う合わないがございます。
考えられる副作用と言えるものに次のものがあります。
●胃痛・腹痛
●吐き気
●アレルギー反応
尚、「ごぼう茶」はノンカフェインなので、妊婦・授乳時や小さなお子様にも安心してお飲みいただけます。
それだけでなく質のいい母乳を作ることができ、体の余分なものを流してくれるデトックス効果もある為、乳腺炎の予防にもなります。
但し、菊等のアレルギーがある方は控えた方が無難です。
また、妊婦・授乳時は飲み過ぎに注意しましょう。
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