豆乳ヨーグルトは自宅で簡単に手作りできますが、やり方によっては失敗することも…。失敗しないポイントと、「これって失敗?」と豆乳ヨーグルト作りに不安や疑問を持ったに役立つ情報をご紹介します。
豆乳ヨーグルトの作り方
豆乳ヨーグルトの作り方に関して以下の記事をご参照下さい。
豆乳ヨーグルトの簡単!作り方[玄米・発芽玄米編]
豆乳ヨーグルトの簡単!作り方2[市販ヨーグルト・種菌・リンゴ酢/ヨーグルトメーカー・土鍋編]
全体にひび割れて分離してしまった
表面や側面にひび割れが目立ち、水分(ホワイエ)と固まった部分が分離しているのは過発酵です。
気温が高いところに長時間おくとことで、発酵が進み過ぎて過発酵になりまります。
酸味が強くおいしくないので、固まった部分は料理に使うと良いでしょう。ホエーは、種菌として利用できます。
嫌な臭いがする
嫌な臭いがする時は腐敗しています。
原因は雑菌です。
処分しましょう。
豆乳ヨーグルトが固まらない
うまく固まらないのは、乳酸菌が休んでいるか、死滅した為です。
温度
乳酸菌の種類によって、発酵に適した温度が異なります。
高過ぎても低すぎても発酵は進みません。
※発酵が進み過ぎると酸味が異常に強くなります。
※「失敗しない豆乳ヨーグルト作りのポイント:温度」参照
容器
容器を洗う時に中性洗剤の粗い残しがあると、菌が死滅してしまいます。
また、容器に雑菌がつくと、腐ります。
しっかりと、熱湯消毒するなどしてしっかりと洗い流しましょう。
雑菌
固まらない為、長く放置しておくと雑菌が増え、嫌な臭いがしたり、茶色に変色したりすることがあります。
食べないで処分した方が良いです。
表面がピンク色に変色
程よく固まっていても、赤っぽく変色していたり、カビが生えた時は食べることができません。
また、本来は透明なホエーの色が変わっている時も、食べるのは危険なので、避けましょう。
ピリピリする
発酵の具合によってはピリピリしたり、シュワッとしたりするのも豆乳ヨーグルトの特徴の1つ。
嫌な臭いがなければ、食べても問題ありません。
保存期間は?
豆乳ヨーグルトが固まったら出来上がりです。
冷蔵庫に入れて保存しましょう。
容器を開けたり閉めたりするうちに雑菌が入ったり、酸化が進んだりする為、安全の観点から、3~4日くらいで食べきるようにしましょう。
失敗しない豆乳ヨーグルト作りのポイント:豆乳の種類
成分無調整豆乳や調製豆乳などが市販されています。
どちらもの豆乳でも作ることが出来ます。
成分無調整豆乳の方が、固めの豆乳ヨーグルトに仕上がるようです。
大豆固形分が8%以下だと失敗する可能性あるので、9%以上のものを使用しましょう。
失敗しない豆乳ヨーグルト作りのポイント:豆乳+牛乳
豆乳だけだと、発酵がうまく進まない場合があります。
その場合は、豆乳に牛乳を入れると発酵が進みます。
[関連記事]
失敗しない豆乳ヨーグルト作りのポイント:温度
温度管理はヨーグルト作りのポイント。
種として使うヨーグルトの乳酸菌の種類によって、発酵に適した温度が異なります。
●通常のヨーグルト:40度前後
●カスピ海ヨーグルト:27度
●ケフィアヨーグルト:25度
温度が低すぎると、乳酸菌は休みます。
逆に高温になると、乳酸菌は死滅してしまいます。
いずれにしても発酵は進まないので固まりません。
ヨーグルトや豆乳は冷蔵庫から出して常温にしばららく置いてから作り始めると適温に達しやすいのでオススメです。
※当記事は豆乳ヨーグルトに関する本を主に参照しました。