筋トレの目的は様々です。
本記事では主に「腹を凹ませたい、メリハリボディになりたい」忙しい方の為に自宅で簡単に短い時間でできる自重筋トレの効果と一週間メニューを解説した本をご紹介いたします。
勿論、筋肉がつくと基礎代謝が上がり、ダイエット効果もあります。

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筋トレの種類

腹筋トレ

筋トレの目的は様々です。
①ボディビル
②ダイエット
③腹を凹ませたい、メリハリボディ

そして、どこでやるか?
・ジム
・自宅

さらに、道具を使う筋トレか自分の体重のみで負荷をかける自重筋トレかの違いがあります。

自宅で筋トレを行う場合、トレーニング方法が簡単か、時間は短いかは重要なポイントになります。

何故なら、筋トレは続けなければ結果が出ないからです。

本記事では、以下の方を対象とした本をご紹介いたします。

目的:ダイエット・腹を凹ませたい、メリハリボディ
場所:自宅
トレーニング方法:自重

忙しい人のための自重筋トレ

学での「研究」とクライアント指導の「現場」を行き来する“ハイブリッドトレーナー”の著者が、科学的データに裏付けられたホンモノのトレーニングを分かりやすく解説。

著者:比嘉 一雄
経歴:「CALADA LAB.」代表取締役社長。
初版:2016/7/14
評価:5つ星のうち4.5

≪内容≫
第1章 正しい知識が身体を変える
第2章 間違いだらけの筋トレ
第3章 間違いだらけのダイエット
第4章 間違いだらけのサプリメント
第5章 実践編 「自重筋トレ」入門

タイトルに「自重」とありますが、「自重」に関する記述は第5章のみ。
それ以外は筋トレに関する正しい知識、効果的な筋トレの方法を解説してます。

著者が早稲田大学スポーツ科学部卒業、現在は東京大学大学院博士課程在籍ということもあり、理論的で説得力があります。

効果的な筋トレの方法を知りたい方におすすめです。

尚、肝心な自重筋トレの方法もイラスト入りで紹介してあります。
自重筋トレメニューに関しては、著者が他の本で細かく紹介しているので、そちらの方が参考になるかと。

ただ、「自重筋トレ100の基本」は「自重」と言いながら、ボール?等の道具を使った方法が紹介してあり、「?」でした。
「自重筋トレ100の基本」は比嘉 一雄氏が著者ではなく、監修だからかもしれません。

世界一引き締まる6回腹筋

たった6回からの腹筋でお腹が劇的に引き締まる!
『世界一やせるスクワット』の監修者が教える、世界一効く“腹筋”を大公開!

前半でお腹やせ、くびれ、6パックを実現する本当のしくみを丁寧に説明し、後半ではそれを実現するメソッドを完全公開!

著者:坂詰 真二
経歴:スポーツ&サイエンス代表
初版:2018/9/27
評価:販売間もない為かまだAmazonカスタマーレビューはありません。

≪内容≫
・はじめに~引き締まったお腹をつくる「本当の話」を公開します!
・ワンランク上へ!~本気の筋トレで引き締まった体に
・SNSで話題~腹筋・筋トレを取り入れた成功者たちの声
・この本の使い方

「3日に1回」「6回腹筋」というタイトルに惹かれて読んでみました。

坂詰 真二氏の著書だと思っていたのですが、よくよく表紙を見ると「監修」の文字が…。

前書きには「100を超える媒体で、1000回以上の記事監修させて頂いていあます。」とあり、忙しくて本を書いている時間がない、ということでしょうか?

坂詰式筋トレは、狙った筋肉をピンポイントで鍛えるから4週間で効果を実感し、さらに続ければ3か月で劇的に変わります。」とあるように、4週間のプログラムが紹介されています。

最も、毎週違うメニューに取り組むのではなく、1週間のメニューを4回繰り返すというもの。

前半でお腹やせ、くびれ、6パックを実現する本当のしくみを丁寧に説明し、後半ではそれを確実にメソッドを完全公開」とあるのですが、タイトルの「6回腹筋」に言及した個所は皆無。

本書は体全体の筋トレの本なので、特に「腹筋」に特定したトレーニング方法を紹介しているわけでありません。

「6回」については、1部位に関し6~12回を3セット行うのですが、回数の最低が「6回」。

週3回の1回につき腹筋に関する筋トレ6回で腹筋がバキバキになる、という風に勝手にイメージしていましたが、内容と合致していません。

「”世界一”引き締まる」の”世界一”もどういう根拠でそういっているのか、まるで説明がありません。

本書は100頁に満たない薄い本ですが、理論と実際のメニューがカラー写真で掲載されているので、見やすく内容も良いのですが、タイトルが紛らわしですね。

※「世界一引き締まる6回腹筋」の詳しい内容は別記事参照

世界一やせるスクワット

1日3分スクワットだけ! 正しいやり方で時短・超速ダイエット!

著者:坂詰 真二
経歴:スポーツ&サイエンス代表
初版:2017/9/22
評価:5つ星のうち4.1

≪内容≫
・スクワットが最強のソリューションです
・スクワットは一生リバウンドしない王道ダイエット
・坂詰式4週間プログラムで体形が変わる!
・スクワットを取り入れてます!成功者の声
・「世界一やせるスクワット」の使い方

前述の「世界一引き締まる6回腹筋」と同じく、監修は坂詰氏です。
下半身の筋トレ(=スクワット)に焦点を当てた内容です。

「世界一引き締まる6回腹筋」が全身の筋肉を鍛えるトレーニングを解説した本であったのに対し、本書は下半身の筋トレ限定です。

ただ、「1日たった3分スクワットをやるだけです。」とありますが、実際のの4週間プログラムでは、スクワット、有酸素運動、ストレッチを交互に行なうのが1週間のメニューです。

前述の「世界一引き締まる6回腹筋」同様、このシリーズは内容とタイトルが合致していません。
誤解を与えるタイトルです。
内容は良いのですが。

以下は正真正銘、坂詰氏の著書です。
坂詰式筋トレ法を正しく知るには、上記の監修本よりは「坂詰式正しい「筋トレ」の教科書」がおすすめです。


※スクワットに関して詳しくは⇒スクワットで腹筋を割る効果的なやり方[回数・頻度・他]