ヘアオイルはトリートメントやヘアセットの際に使われるヘアケア剤です。
ヘアオイルの効果・メリットは?デメリットは?
ヘアオイルと似た働きのあるヘアミルクとの違いは?
ヘアオイルの効果的な使い方は?自分に合ったヘアオイルの選び方は?
ヘアオイルに関する疑問をスッキリ解決!
ヘアオイルとは?
ヘアオイルはトリートメントやヘアセットの際に使われるヘアケア剤です。
ヘアオイルのベースとなるオイルには大きく分けて2種類あります。
・植物性ヘアオイル
・鉱物性ヘアオイル
植物性ヘアオイル
植物性ヘアオイルの代表的なものは椿油やオリーブオイル、ホホバオイルなど。
植物性ヘアオイルは天然由来の成分なので髪や頭皮にやさしい使用感です。
お相撲さんの鬢付け脂もヘアオイルです。
鉱物性ヘアオイル
鉱物性ヘアオイルは植物性でないもののほとんどであり、ヘアオイルの主流です。
鉱物性ヘアオイルには髪をコーティングする成分などが含まれている場合が多いので、ダメージしやすい毛先を中心につけるのがポイントです。
ヘアオイルの効果・メリット
ヘアオイルには次の効果が期待できます。
・パサついた髪をツヤのある髪にする効果
・静電気を抑制する効果
・髪の毛のバリア機能を高める効果
・キューティクルを保護する効果
・髪のツヤ出しがすぐできる効果
・髪の毛をまとまりやすくする効果
・フケや頭皮ニキビを防止する効果
パサついた髪をツヤのある髪にする効果
オイルは髪の毛に限らず、あらゆるものに対して保湿効果を持っています。
うるおいの与えられた髪の毛はパサパサだったものからツヤのあるものになり、見た目の美しさがワンランクアップ!
静電気を抑制する効果
ヘアオイルで髪の毛をうるおせば、空気の乾燥や身体の乾燥から髪の毛を守って静電気を防ぐことができる。
髪の毛のバリア機能を高める効果
ヘアオイルは髪の毛をうるおいでコーティングし、バリア機能を高めてくれるので以下の効果が期待できる。
・紫外線から髪を守る
・ドライヤー、ヘアアイロンの熱から守る
・あらゆる摩擦から守る
キューティクルを保護する効果
髪の毛にうるおいと栄養を与えることによって、傷んだ髪の毛を修復してキューティクルを保護し取り戻す効果が得られる。
髪のツヤ出しがすぐできる効果
ヘアオイルはつけるとその場で髪の毛をコーティング・保湿できるため、すぐにツヤを出すことができる。
髪の毛をまとまりやすくする効果
ヘアオイルは髪の毛にしっとりとうるおいを与え、まとまりやすくする効果がある。
フケや頭皮ニキビを防止する効果
頭皮にヘアオイルを使うと、油で頭皮の汚れを浮かして清潔にし、フケや頭皮ニキビを防止する効果が得られる。
ヘアオイルとヘアミルクの違い
ヘアオイルもヘアミルクもトリートメントの一種ですが、成分に違いがあり、効果等にも違いがあります。
ヘアオイル
ヘアオイルは髪をコーティングし、刺激から保護することができます。
保湿効果にも優れています。
ヘアミルク
ヘアミルクは髪の内部に浸透し、パサつきや枝毛を軽減させます。
保水と保湿にも優れております。
具体的な違いは以下になります。
●使い心地
ヘアミルクはヘアオイルに比べて使い心地はとても軽くサラッとしている。
●仕上がり
ヘアミルクはヘアオイルに比べて軽い仕上がりになる。
●コーティング効果
ヘアオイルにはあるが、ヘアミルクにはない。
●ツヤ出し効果
ヘアミルクはヘアオイル程、ツヤし効果はない。
[関連記事]ヘアミルクとは?効果・デメリット・ヘアオイル の違い・使い方
ヘアオイルのデメリット
ヘアオイルのデメリットとして以下の点が考えられます。
・独特の匂い
・ベタツキ
・敏感肌の方は注意が必要
独特の匂い
匂いに関する感じ方は人さまざま。
自分が好きな匂いでも周りの人には不快に感じることもあります。
100%というわけにはいきませんが、可能な限り、人気のある香りを選ぶと良いかもしれません。
ベタツキ
ヘアミルクと比べると主成分がオイルなのでベタツキは感じますが、実際のところヘアオイルはサラサラな着け心地のものが多く、ベタつきに不満が出ることはあまりないようです。
敏感肌の方は注意が必要
ケアした髪の毛が肌に触れることで炎症が起きる可能性あるので、肌が敏感な方は、可能であれば使う間にパッチテストを行いましょう。
ヘアオイルを使う効果的なタイミング
ヘアオイルは使うタイミングにより、得られる効果が異なります。
効果に合わせて使うタイミングを選びましょう。
・髪の毛を乾かす前
・眠る前
・スタイリングの時
髪の毛を乾かす前
濡れた髪の毛にヘアオイルを使うと、その後でドライヤーを使うときに熱から髪の毛を守る効果が得られる。
眠る前
眠る前にヘアオイルで髪を整えてから眠ると、翌朝は髪の毛に潤いが与えられてまとまりやすくなっている。
寝癖がつきづらくなる効果も…。
スタイリングの時
髪の毛を整える朝などは、ヘアオイルをつけると髪のまとまりが良くなる。
パサパサ防止にも…。
ヘアオイルの効果的な使い方
ヘアオイルを効果的に使うには適量が基本です。
ヘアオイルはつけすぎるとベタベタになりますし、量が少ないと効果が得られません。
ヘアオイルは手のひらに出して、両手全体に伸ばせるくらいの量が適量です。
※付け過ぎが心配なら、少量ずつ出しながら付けていくと安心です。
≪ヘアオイルの基本的な使い方≫
1.ヘアオイルを適量手に取り、両手に伸ばして馴染ませる。
※500円玉くらいの大きさという目安も…。
2.髪の毛の内側から順に、オイルを髪に揉みこんでいく。
3.髪の毛先にオイルを馴染ませる。
4.髪の毛の表面にオイルを馴染ませる。
ヘアオイルの選び方
ヘアオイルの選び方のポイントをご紹介します。
植物性と鉱物性のヘアオイルのどちらを選ぶ?
初心者には植物性ヘアオイルがおすすめです。
植物からつくられた天然オイルの方が、髪の毛にナチュラルに馴染んでくれます。
植物性ヘアオイルを選ぶ時は、「天然100%」と記載のあるものを選びましょう。
本格的にヘアケアをしていきたい人は鉱物性ヘアオイルも視野に入れて選ぶと良いです。
香りで選ぶ
ヘアオイルを選ぶ時に髪質とオイルの相性も大切ですが、一番のポイントは香りでないでしょうか?
長時間付けても、自分や周りに不快感を与えない香りのヘアオイルを選びましょう。
カタログ等に「○○の香り」という記載があっても、実際には想像と違う場合もあります。
できれば、お店でテスターが置いてあるもので香りをかいでみて判断するのが一番です。
それが難しければ、口コミをしっかり読んで、どんな香りなのかをイメージしましょう。