シャンプーの洗髪後に使うものにリンス・トリートメント・コンディショナーがあります。
トリートメントとは?意味は?
トリートメントとリンス・コンディショナーの違いは?
頻度を含めて、トリートメントの使い方は?
トリートメントに関する疑問をスッキリ解決!

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トリートメントとは?

トリートメント

一昔前までは、シャンプーで洗髪後に使うものと言ったら、リンスでした。
[関連記事]リンスとは?意味は?使い方は?男性がリンスを使うとハゲる?

しかし、今やトリートメントやコンディショナー等があり、違いが分からないと言う方も多いのではないでしょうか?

そもそも、トリートメントの意味は何でしょうか?

トリートメントの意味

トリートメントは英語でtreatmentです。
treatmentの意味は、「(人などに対する)待遇、扱い、(物の)処理(法)、(問題の)論じ方、扱い方、いつもの扱い方、(医師の)治療(法)、手当て」ですが、洗髪に関係するのは、「治療、処理、処置」などです。

洗髪後に使われるトリートメントは、本来はヘアトリートメント(hair treatment)を意味します。。

ヘアトリートメントには「傷んだ髪の手入れ」という意味があります。

次にリンスとトリートメント、トリートメントとコンディショナーの違いから、トリートメントとは何なのかを解き明かしていきます。

トリートメントとリンスの違い

リンスは、髪の外側、つまりキューティクルの部分を覆う働き(コーティング)があります。

一方、トリートメントは、髪の内部コルテックスの損傷部(空洞個所)に入り込み、ケラチンやタンパク質を補給するは働きがあります。

この違いが「使い方」の違いにも表れます。
※トリートメントの使い方は後述します。

トリートメントとコンディショナーの違い

リンスとトリートメントの違いが分かりました。
では、リンスとコンディショナーの違いは?

ざっくり、リンスとコンディショナーの効果は同じと考えて問題ありません。
ただ、コンディショナーの方がグレードが高い。

では、トリートメントとコンディショナーの違いは?

リンスとコンディショナー、トリートメントのなかで、「髪の毛の内部まで保護する」力を持っているのは、トリートメントだけです。

これが決定的な違いです。

リンスとコンディショナーは髪の毛の表面は保護できるものの、内部にまで浸透することはできません。

この働きあるが故、トリートメントはリンスやコンディショナーと比べると一般的に値段が高いです。

▶コンディショナーについて詳しくは⇒コンディショナーとは?リンス・トリートメントの違い・使い方は?

トリートメントの使い方

トリートメントはリンスやコンディショナーと使い方が異なります。

トリートメントは、髪の内部に浸透させなくては意味がありません。
リンスやコンディショナーとは違い、塗布後、時間をおいて髪になじませましょう。

シャンプー・トリートメント・リンス・コンディショナーを使う順番?

トリートメントは、髪の内部に成分を浸透させる必要があります。

リンスやコンディショナーは髪の表面をコーティングするので、リンスやコンディショナーの先に使わないと意味がありません。

従って、シャンプー・トリートメント・リンス・コンディショナーを使う順番は以下になります。

シャンプー⇒トリートメント⇒リンス

又は、傷んだ髪のケアなら、
シャンプー⇒トリートメント⇒コンディショナー

の順になります。

但し、リンスあるいはコンディショナー兼用のトリートメントあります。
この場合は、シャンプー⇒トリートメントになります。

トリートメントを使う頻度

トリートメントは保護力も強いため、毎日は使わなくても良いとされています。

自宅で使うのであれば多くても2日に1回、週に1回程度でも十分でしょう。※「トリートメントは毎日した方が良い」という方もいます。

いずれにせよ、パーマあるいはカラーリングをした時には、トリートメントをすることをオススメします。

パーマやカラーリングを行うと、髪の毛は激しく傷みます。
このため、リンスやコンディショナーではカバーしきれなくなる可能性がとても高いからです。

また、そういう意味から髪の痛みが激しい人は毎日トリートメントをすると良いでしょう。