甘酒は健康・美容・ダイエットに効果があると言われています
甘酒は酒粕で作った甘酒と米麹を使った甘酒がありますが、飲み方に違いはあるのでしょうか?
甘酒を効果的に飲むに当たり、おすすめの量、時間、温度及び牛乳割り、豆乳割りのメリットについてご紹介します。
酒粕と米麹で甘酒の飲み方に違いはある?
酒粕で作った甘酒と米麹を使った甘酒で基本的に飲み方の違いはありません。
但し、手作りの甘酒の場合、注意する点があります。
※これに関しては後述します。
甘酒の飲み方:量
毎日続けて甘酒を無理なく飲むなら、1日約200mの甘酒がの摂取量の上限になります。
甘酒の一番効果的な飲み方は200mlの甘酒をを2回に分けて飲むこと。
甘酒にはブドウ糖、オリゴ糖といった糖分が多く含まれているため、適量を理解していないと、糖分の過剰摂取で太ってしまいます。
甘酒のカロリー
市販の甘酒は製品によって異なりますが、一般的に甘酒のカロリーは100mlで81kcalと言われています。
甘酒の飲み方:温度
私の中で甘酒というと、酒粕で作ったもので、「温めて飲む」という印象しかなかったのですが、江戸時代は、夏バテ防止に冷やして飲んでいたとか。
甘酒はホットと冷たいのでは、どちらいいのでしょうか?
結論は「どちらでも良い」です。
しかし、手づくり甘酒の場合は、温めすぎるのはNGです。
理由は、「みそ汁をぐつぐつと煮立ててはいけない」というのと同じです。
温めすぎると麹菌が死滅しまします。
60℃以上にならないよう注意しましょう。
尚、市販の甘酒は、高温で殺菌処理していますので、温度にこだわる必要はありません。
甘酒の飲み方:いつ飲むのが効果的?
甘酒を飲む効果的な時間(タイミング)いつでしょうか?
こちらも特に決まっていません。
ダイエット目的なら、朝、主食の代りに甘酒を1杯飲む、あるいは、間食の代りに飲むというのがおすすめです。
※朝、主食の代りに甘酒を1杯飲んで15日間で1.9㎏痩せた人がいます。⇒甘酒は太る?甘酒ダイエットのデメリットと成功する方法を解説!
また、美容目的であれば、夜飲むのが良いようです。
人気モデルの道端アンジェリカさんは、「寝る前に飲むと朝起きたときのお肌の調子が違う。お通じもよくなる」と言っていました。
ただ、甘酒はカロリー・糖質が高いので、飲む量に注意が必要です。
美容の積りで飲んでいたら、太ってしまった、ということになりかねません。
1日に飲む量は200gまでと言われていますので、朝に100g、間食代わりに50g、夜寝る前に50gというのはどうでしょうか?
但し、甘酒100gは約81kcalなので、200gで162kcal。
ごはん小盛り1杯(100g)が168kcalなので、甘酒を200g飲んだ日は、ごはん小盛り1杯分を削らなければカロリーオーバーになってしまいます。
甘酒の飲み方:牛乳で割る
甘酒はカロリー・糖質が高いです。
かといって薄めるのは味気ない。
そこで牛乳です。
甘酒を牛乳で割ります。
割合は1:1がおすすめ。
牛乳を入れたことで甘酒のクセがおさえられて、代わりに甘みが3倍くらいに…。
甘酒は栄養が豊富ですが、カルシウム等を補うこともできます。
さらに、量が増えることで、食前に飲むと、食欲を抑えることができ、ダイエットにも最適。
又、手づくりした甘酒は麹菌が生きているので、牛乳の乳糖を分解してさらに飲みやすくしてくれます。
甘酒の飲み方:豆乳で割る
甘酒を同じ割るなら豆乳がヘルシーです。
特に乳製品アレルギーの方におすすめです。
割合は牛乳と同じく、1:1がおすすめです。
尚、米麹を使った豆乳甘酒も市販されています。
色々、試してみると良いですね。