実年齢より20歳若く見られる医師の南雲吉則先生。
その秘密はゴボウ茶にあった。
南雲先生は乳がんの専門医(ナグモクリニック)ですが、自ら若返りをはかった実体験を元に、アンチエイジングの指導でも活躍されています。
ゴボウ茶のの健康・美容効果がTVでも取り上げられ、注目されています。
ゴボウ茶は市販されていますが、手づくりすることも出来ます。
南雲先生が著書で紹介されているゴボウ茶の作り方と飲み方とは?

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ごぼう茶の効能効果

ごぼう茶とは?

ごぼう茶は皮付きの牛蒡(ごぼう)を細かくした後、天日干し後、焙煎したものです。

お茶と同じようにやかんで煮出したり、急須で蒸らす、あるいは水出しをして飲みます。

ゴボウというと食物繊維が豊富な野菜というイメージがありますが、実は皮に含まれるサポニンに健康・美容効果があります。

サポニンとは?

サポニンはポリフェノールの一種。
強力な抗酸化作用を発揮し、老化の原因とも言われる「活性酸素」を除去してくれます。

サポニンには以下の効果があります。

ダイエット効果

・体内で脂肪やコレステロールの分解・排泄を促進。
・その人にとっての適正体重に近づく。

美肌効果

・皮脂が減り、肌がツルツル、きめ細かくなる。

冷え性の改善

滋養強壮作用もあるゴボウ茶は体を内側から温める為、冷え症改善の手段としても大いに効果がある。

免疫力アップ

ゴボウの皮には「防菌防虫作用」があるので、風邪の予防にもなるし、たとえ風邪を引いてしまったとしても、創傷治癒採用で荒れた喉を治してくれる。

癌の予防効果

ゴボウ茶を飲むことで、体内で出来た傷口の修復力をアップさせることができ、早々に傷口が治癒してしまえば、ガン細胞の出る幕はなくなる。

脳卒中や心臓病の予防

ゴボウ茶には強い抗酸化作用と創傷治癒作用があるので、血管内部の錆も洗い流す効果がある。

生ゴボウでは効果がないの?

ゴボウの皮に含まれているサポニンが大事だというと、わざわざゴボウ茶を飲まなくても、生ゴボウを食べれば良いのではないかという意見もあります。

しかしながら、ゴボウ茶には生ゴボウにないメリットがあります。

・生ゴボウよりも焙煎したゴボウ茶の方が抗酸化作用、免疫力、血圧低下作用、ともの効果が高まっていることが大学の研究で明らかになった。

・生ゴボウよりもゴボウ茶の方が保存しやすく、変質しにくい。

・ゴボウを1日3食、毎日食べるのは無理だが、ゴボウ茶な1日中毎日飲んでも飽きない。

ごぼう茶の作り方

ごぼう茶の作り方は簡単です。

泥付きのゴボウを2本用意する!

洗いゴボウの場合、洗浄した際にいくら皮が削れてしまっている可能性があります。

ゴボウの皮にこそ、若返り効果のあるサポニンが含まれています。

ゴボウは泥付きものを用意しましょう。

また、洗いゴボウの方は、泥付きに比べて鮮度や香りを落ちるということも言えます。

ゴボウ茶の作り方

①泥の付いたゴボウをタワシを使ってよく水洗いして、皮つきのまま、ピーラーでささがきにする。

②水にさらさず、天日で半日干す。

③フライパンで10分間煎る。

④急須に入れ、お湯で漉して飲む。
※ひとつまみで2人前

ごぼう茶の飲み方

ゴボウ茶は温かくして飲んでも、冷たくして飲んでもその効果は変わりません。

南雲先生は冬場は温かい物を、夏場は冷やして飲んでいるそうです。

温かいゴボウ茶

温かくして飲む時は、急須にひとつまみ(約5g)のゴボウ茶の茶葉を入れ、お湯を注げばゴボウ茶の出来上がり。

冷やしたゴボウ茶

水出し

冷やしたゴボウ茶を飲む時は、水出しがオススメ。

準備するのは、だし用のナイロンパック。
そこにゴボウ茶葉を多めに入れて、ゴボウ茶のティーバッグを作ります。
後はそれを水500㏄につき1パックの割合で入れ、冷蔵庫へ。

半日もすれば、ゴボウのいい香りと、茶葉の若返りエキスが抽出され、飲みごろになります。

煮出し

麦茶を作る時の用量で、やかんでゴボウ茶を煮出し、それを容器に入れ、冷蔵庫で冷やす方法もある。

ゴボウ茶の保存方法

ゴボウ茶の保存には注意が必要です。

しっかり焙煎する

手づくりのゴボウの茶葉は、しっかり焙煎しないと生のゴボウの味に戻ります。

そもそもゴボウは傷ついても元に戻る創傷治癒作用があるので、焙煎が少ないと緑色になってしまします。

よく焙煎して水出しなどでペットボトルや水筒に入れたら、その日の内に飲むようにしましょう。

茶葉の保存

茶葉については、使わないものはチャック付きのポリ袋やプラスチックの容器などに入れて冷蔵庫に保存し、遅くとも2~3日で使いきりましょう。

特に夏場は冷蔵庫での保存がオススメです。

ゴボウ茶の飲む量

お茶にはタンニン(カテキン)が含まれる為、飲み過ぎはNGだが、ゴボウ茶の場合は、いくら飲んでも消化吸収障害を起こす事はない。

子供に飲ませても安心です。

ゴボウ茶はいつ飲む

ゴボウ茶は、いつ飲むか、どれくらい飲むかなどの決まりはありません。

間隔としては、普段飲んでいる烏龍茶や緑茶、紅茶などと同じで、飲みたい時に飲んでいいです。

さらに、ゴボウ茶はノンカフェインなので夜に飲んでも大丈夫です。

ゴボウ茶の副作用等については⇒ごぼう茶の効果効能と副作用~便秘に効く?妊婦は危険?スッキリ解説!

おすすめのごぼう茶

ゴボウ茶は自宅で手作りすることができます。
しかし、手間も時間もかかります。

そういった方には、市販されているティーバッグ入りのゴボウ茶が便利です。

妊婦・授乳時におすすめのごぼう茶ランキング⇒ごぼう茶のおすすめランキング[国産・有機・オーガニック]

ごぼう茶だけでは若返らない?

南雲先生は「ゴボウ茶を飲むと20歳若返る!」という著書もあり、ゴボウ茶を全面に出していますが、その著書で、ゴボウ茶だけで若返ったわけではない、生活習慣の改善も大事だと述べられています。

詳しくは⇒南雲先生の若返りダイエット方法の秘訣はごぼう茶だけではなかった

参考文献:ゴボウ茶を飲むと20歳若返る! Dr.ナグモの奇跡の若返り術