納豆(丸大豆納豆とひきわり納豆)は日本が誇るスーパーフードです。
納豆は栄養成分が豊富ですが、特に最近ではナットウキナーゼの血栓予防効果が注目されています。
但し、納豆の食べ方を誤るとせっかくの効果がなしになることも。
納豆の効果的な食べ方を徹底解説します

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納豆の栄養

納豆には主に以下の栄養素が含まれています。

●細胞の成長や再生を促すビタミンB群
●新陳代謝や老化防止の効果が期待できるポリアミン
●腸内環境を整える食物繊維
●骨の健康に不可欠なカルシウム
●女性ホルモンのバランスを整えるイソフラボン
●肌荒れの改善に役立つ納豆に含まれる大豆レシチン

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納豆特に注目すべきは「ナットウキナーゼ」。
豆から発見されたたんぱく質分解酵素で、納豆にしか含まれない特別な栄養素。

納豆のあのネバネバ(納豆の糸)に含まれているナットウキナーゼには、脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓を予防する効果が期待できます。

納豆の効果的な食べ方

ナットウキナーゼは熱に弱く、水分が多い状態では高温(50℃以上)になると活性が急激に低下してしまう可能性が…。

健康効果を考えて納豆を食べる場合は、加熱調理は控えたほうが良いかもしれません。

ごはんはNG?

納豆の定番的な食べ方はアツアツのご飯にのせて食べる納豆ご飯。
ナットウキナーゼが熱に弱いということは、納豆ご飯もNGなのでしょうか?

安心して下さい。
アツアツのご飯と言えども50℃もない場合は殆どなので、納豆ご飯はOKです。

発酵食品と一緒に食べる

キムチ、塩辛、豆板醤、塩麹などの発酵食品と一緒に食べると、相乗効果により腸内環境を整えてくれます。

血行促進効果が期待できる食品をプラス

血行促進効果が期待できるマグロ、ゴマ、シソなどをプラスすれば、血行促進やコレステロール低下などの期待値がさらにアップ!

薬味をプラス

生姜、梅干し、ニンニク、ネギ、玉ねぎなどを合わせれば、納豆のビタミンB1の吸収を高め、疲労回復に効果が期待できます。

朝に食べる

朝食べればタンパク質が熱を体内で作り、代謝アップ、冷え性予防などが期待できます。

夜に食べる

夜食べるとタンパク質が寝ている時の成長ホルモンの材料となり、美肌を作るサポートをします。。

また、血行促進の効果を期待するのであれば、血栓は朝方できやすいため、夜に食べるのがオススメ。

納豆はよく混ぜる

納豆は混ぜるとアミノ酸が増し、旨味がアップします。

タレを入れてから混ぜると粘りがあまり出ないが、大豆本来の旨味を味わうことができます。

納豆を1日食べる量

納豆には、尿酸値を上げるプリン体が100g中に113mg入っています。

プリン体を摂ったからといって尿酸値が必ず上がるわけではないが、プリン体の1日摂取上限は400mg程度なので、プリン体(痛風)のことを考えるのであれば1日400gまでとなります。

もっとも納豆1パックは平均50gなので、400g食べるには何と8個必要!
現実的に1日8個食べるのは無理です。

また、納豆に含まれるセレンという微量元素は過剰に摂取すると中毒を起こし、嘔吐や肝機能不全などの症状が出ることがあるので、多くても200gほどにするのが望ましいです。

但し、以上はあくまでも、過剰摂取の上限の話。

ナットウキナーゼの効果を期待するのであれば、1日あたり65gほど食べればOK。納豆は1パック50gのものが多いので、1~2パックで十分ということです。
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