エタノールには無水エタノールと消毒用エタノールがあり、価格も異なります。
そもそもエタノールとは?
無水エタノールとは?
消毒用エタノールとは?
無水エタノールと消毒用エタノールの違いは?
使い方の違いは?
エタノールに関する疑問をスッキリ解決!

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エタノールとは?

エタノールとはエチルアルコールのことです。

デンプンや糖蜜をアルコール発酵させたり、エチレンから化学合成したりして作られます。

エタノールの特長

エタノールの特製は以下の2点です。

①水にも油にも溶けやすい
②揮発性がある。

エタノールの用途

80%濃度のエタノール(消毒用エタノール)には殺菌作用があり、消毒用として使われています。
また、水にも油にも溶けやすいので、手作り化粧品や消臭スプレーなどを作る時に重宝です。

エタノールには無水エタノールと消毒用エタノールがあります。

無水エタノールと消毒用エタノールの違いは?

無水エタノールと消毒用エタノールの違いは濃度にあります。

無水エタノール:99.5%以上
消毒用エタノール:70%~80%

この違いが値段にも表れています。
エタノールは薬局や通販で購入できます。

無水エタノールの価格

無水エタノールの価格はショップによって異なります。
例えば、健栄(ケンエー)無水エタノール(500ml)の楽天市場での価格は送料込みで1,300円~1,900円と幅があります。⇒健栄(ケンエー)「無水エタノール」(500ml)

消毒用エタノールの価格

健栄(ケンエー)「消毒用エタノールIP」(500ml)の楽天市場での価格は送料込みで710円~1,050円。⇒健栄(ケンエー)「消毒用エタノールIP」(500ml)

1.5倍以上値段が違いますね。

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無水エタノールとは?

無水エタノールとはエタノール(エチルアルコール)を99.5%以上含有する無色透明な液体です。

無水エタノールの毒性は?

エタノールは強毒性、危険といった情報もありますが、デマです。

毒性があるなら、化粧品等に使われることはないでしょう。

但し、エタノールはお酒の主成分で、酒精とも呼ばれています。

引火しやすいため使用する際は火気厳禁です。
換気には気を付けましょう。

また、アルコールに弱い人は揮発した成分で酔ってしまうことがないとも言えませんが、健康には全く害はありません。

無水エタノールの使い方

無水エタノールを精製水で80%程度の濃度に薄めると、消毒用エタノールが出来上がります。

しかしそれなら、最初から消毒用エタノールを購入した方が楽です。
何故、無水エタノールを販売しているのでしょうか?

それは消毒以外の用途にも使えるからです。

掃除

無水エタノールは水をほとんど含まないので、水を使って掃除できない精密機器(パソコンやキーボード等)や電化製品(テレビ、照明器具のカサやコンセント周り等)や拭き跡が残りやすい窓ガラスなどの掃除に向いています。

アロマスプレー

エタノールは水にも油にも溶けやすい性質があります。
アロマオイル(精油)は水に溶けないので、アロマスプレーを作る時は、エタノールを使って溶かして薄めます。
※アロマスプレー並びルームスプレーについてについて詳しくは別記事

虫よけ

無水エタノールにハッカ油と精製水を交ぜ、スプレーに入れます。

化粧水

エタノールは水にも油にも溶けやすい性質があります。
そこで、アロマオイル(精油)入の化粧水を作る時に重宝します。

【アロマ化粧水(ローション)の作り方(例)】
・無水エタノール:20ml
・アロマオイル(精油):4滴
・精製水:70ml
・グリセリン:小さじ1

上記の材料をよく混ぜ、容器に入れます。

消毒

無水エタノールを精製水で80%程度の濃度に薄めて作ります。

その他、消毒用エタノールで出来ることが無水エタノールでも可能です。
※消毒用エタノールスプレーの作り方は後述。

無水エタノール特有の使い方は以下の通りです。

・水を使って掃除できない精密機器の掃除
・アロマスプレー、ルームスプレーを作る時のアロマオイルの溶解に使う。
※無水エタノールに加える精製水の量を加減し濃度を調整

消毒用エタノールスプレーの作り方

無水エタノールで消毒用エタノールスプレーを作る方法は簡単です。

無水エタノールと精製水を4:1(濃度80%)で混ぜ合わせ、スプレーに入れるだけです。

無水エタノールも精製水もドラッグストアで購入できます。
勿論、通販でもで購入できます。

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消毒用エタノールとは?

水分を含まない無水エタノールに殺菌作用はなく、水で薄めて初めて殺菌作用を持ちます。

消毒用エタノールは、無水エタノールを精製水で80%程度の濃度に薄めたものです。
※消毒用には、80%がもっとも効果が高いと言われている為。

消毒用エタノールの種類

消毒用エタノールには種類があります。
名前にIPとついている物とそうでないものです。

エタノールはそもそもアルコールなので飲みないことはありません。
しかしアルコール度が1%以上の飲み物はは酒税の対象となります。

そこで、「飲用不可」と明記した消毒用エタノールが「消毒用エタノール
IP」です。

酒税が掛からない分、そうでない消毒用エタノールに比べ値段が安いです。

エタノールの価格は以下の順に高くなります。

消毒用エタノールIP < 消毒用エタノールIP < 無水エタノール

消毒用エタノールIPにはラベルに「外皮用」と記載されているものもありますが、記載がないものと内容は同じです。

消毒用エタノールはスプレー式の商品も販売されています。

消毒用エタノールの使い方

消毒

消毒用エタノールの基本的な使い方は「消毒」です。
手指・皮膚、医療機器の消毒に使われます。

アルコール使用のウエットティッシュは消毒用エタノールを使っています。

掃除

消毒用エタノールには殺菌作用があるので、掃除に使えます。

カビ取り

消毒用エタノールには殺菌作用があるので、カビ取りに使えます。
エアコン、床(フローリング)、浴槽等のカビ取りに。

化粧水(ローション)

アロマオイル入り化粧水は無水エタノールからだけでなく、消毒用エタノールからも作れます。

エタノールには防腐剤効果やグリセリンのベタつきを抑える効果があります。

ここではアロマオイルを入れないシンプルな化粧類の作り方をご紹介します。

精製水(90ml)にグリセリン(小さじ1~1.5)を入れて混ぜるだけです。
※エタノールを使った化粧水(ローション)の作り方について詳しくは別記事参照

まとめ

無水エタノールと消毒用エタノールの違いは濃度の違いです。

無水エタノールと消毒用エタノールの濃度

無水エタノール:99.5%以上
消毒用エタノール:70%~80%

消毒用エタノールの作り方

無水エタノールには殺菌作用はありません。
無水エタノールを濃度80%に薄めると殺菌力が強い消毒用エタノールがで出来ます。

無水エタノールを精製水で薄めて、消毒用エタノールを作るだけなら、無水エタノールより直接、消毒用エタノールを購入した方が簡単ですし、安いです。

では、何故無水エタノールが販売されているかというと次の2点にあります。

無水エタノール特有の使い方

無水エタノールは水が使えない精密機器(パソコン、キーボード等)や家電に使えます。

それと、精製水の量を加減することで濃度をコントロールできます。
(例)アロマオイル入ルームスプレー等

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