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炭酸入浴剤の効果と手づくり炭酸入浴剤の作り方を分量例示で徹底解説!

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炭酸風呂は炭酸ガスが溶けたお風呂です。
炭酸ガスには血管拡張作用がありますので、血流が増える(=血行が良くなる)ことで様々な症状に効果を発揮します。
炭酸入浴剤で手軽に炭酸風呂が楽しめます。
また、自分で高濃度の手づくり炭酸入浴剤を作ることができます。
炭酸入浴剤の効果と手づくり炭酸入浴剤の作り方を分量例示で徹底解説します。

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炭酸風呂・炭酸泉の効果

炭酸風呂は炭酸ガスが溶けたお風呂です。

炭酸ガスには血管拡張作用がありますので、血流が増える(=血行が良くなる)ことで様々な症状に効果を発揮します。

特に炭酸ガス濃度が1000ppm(1L中に炭酸ガス1000㎎溶けたお湯)以上の温泉は高濃度炭酸泉と呼ばれ医学的に治療効果が期待されます。

高濃度炭酸泉には以下ような効果があります。

  • 新陳代謝が高まるので、細胞の再生力が高まり、傷やケガ、病気の快復も早くなる
  • 心臓疾患や高血圧の治療に有効
  • 冷え症及びむくみの改善に効果的
  • 床ずれや切り傷、火傷、皮膚潰瘍といった皮膚の疾患を改善したり、神経痛やリウマチによる痛みを和らげたり、肩こりや腰痛を改善
  • アスリートたちの筋肉疲労の回復に効果
  • 美容分野では美肌づくりやヘアケアに効果的

※炭酸風呂・炭酸泉の効果効能について詳しくは⇒炭酸風呂・炭酸泉の効果効能とデメリット&炭酸風呂の作り方を徹底解説!

炭酸入浴剤の効果と選び方

炭酸入浴剤はお湯に溶かすと炭酸ガスを発生しますので、ご家庭で手軽に炭酸風呂入浴が楽しめます。

炭酸風呂の効果は炭酸ガスの濃度が高いほど、効果も高く、治療効果を期待するなら、炭酸ガス濃度が1000ppm以上の高濃度の炭酸入浴剤が必要にになりますが、たとえわずかでも炭酸ガスが含まれていれば、炭酸ガス濃度0の水道水と比べればそれなりの効果はあります。

少なくとも100ppm以上の炭酸入浴剤を選びましょう。

また、炭酸風呂は部分浴でも効果があります。
浴槽ではなく、洗面器や容器、シャワーに炭酸入浴剤を使って、高濃度炭酸水で洗顔や足湯、洗髪が可能です。

手づくり炭酸入浴剤の作り方

炭酸入浴剤の作り方は炭酸水の作り方と基本的に変わりません。
※手づくり炭酸水の作り方は⇒炭酸水の作り方~重曹+クエン酸で簡単に作る手づくり炭酸水

無水クエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)をお湯に混ぜるだけです。


問題はクエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)の分量です。
どういう割合でどれだけ混ぜればよいのでしょうか?
それを理解するには、クエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)の化学反応式を知る必要があります。

クエン酸と重曹(炭酸水素ナトリウム)の化学反応式

炭酸ガス(二酸化炭素)発生の化学反応式は以下になります。

C6H8O7+3NaHCO3→ Na3C6H5O7 + 3CO2 + 3H2O
※化学式の先頭以外の数字は下付きです。

内容は、クエン酸1mol+重曹3mol→クエン酸ナトリウム1mol+二酸化炭素3mol+水3mol

各mol質量は以下になります。

クエン酸(C6H8O7):192g/mol
重曹(NaHCO3):84g/mol
クエン酸ナトリウム:258g/mol
二酸化炭素:44g/mol

以上から計算すると、理想的なクエン酸と重曹の割合は192:84×3=252となり、約1:1.3です。

そして、クエン酸と重曹を1(192):1.3(252)の割合で混ぜ合わせた時発生する炭酸ガス(二酸化炭素)の量は44×3=132となり、クエン酸の0.6875倍です。

具体的にクエン酸192gと重曹252gを混ぜ合わせると132gの炭酸ガスが発生することになります。
※クエン酸:重曹:炭酸ガスの割合は1:1.3:0.685

さて、この場合の炭酸ガスの濃度はいくらになるのでしょうか?
ここではバスタブに160Lのお湯を張ってクエン酸192gと重曹252gを混ぜ合わせた場合を考えます。

手づくり炭酸入浴剤の炭酸濃度は?

炭酸濃度は1L当たりにどれだけの炭酸ガス(g)が溶けているかをppmで表します。

250ppm:1Lあたり250㎎の炭酸ガスが溶けている…炭酸泉
1000ppm:1Lあたり1000㎎の炭酸ガスが溶けている…高濃度炭酸泉

前述の例では160Lのお湯に132gの炭酸ガスが溶けています。
132000㎎÷160=825

825ppmとなります。
かなりの高濃度です。

では、高濃度炭酸泉並の炭酸ガスの量にする為に必要なクエン酸と重曹の分量はどれくらいでしょうか?

高濃度炭酸入浴剤を作る場合に必要なクエン酸と重曹の分量

お湯の量は上記と同じく160Lと仮定します。

1000ppmの炭酸ガス濃度に必要な炭酸ガスの量は、
1g×160=160g
です。

クエン酸:重曹:炭酸ガス(二酸化炭素)の割合は1:1.3:0.685でした。
これを炭酸ガスを1として換算しなおすと、
1.4545:1.909:1
になります。

結果、160gの炭酸ガスを得るのに必要なクエン酸の分量は約233g、重曹は約305gとなります。
※あくまでも理想的な理論値です。

高濃度炭酸入浴剤を作る時に必要コスト

炭酸入浴剤を作るには無水クエン酸と重曹が必要です。
※いずれも食用をお選びください。

高濃度炭酸入浴剤を作るにはいくらくらいのコストがかかるのでしょうか?
商品によって価格は異なりますが、上記の商品で例にとると、金額は以下になります。

・クエン酸:1kg630円 233g当たり約147円(税込)・・・(a)
・重曹(炭酸水素ナトリウム):950g580円 305g当たり約186円(税込)・・・(b)

(a)+(b)=約147円+約186円=約333円(税込)

医学的に効果が期待できる炭酸ガスの濃度は1000ppmですが、それ以下でも効果はあります。

症状には個人差があり、体調も日々異なります。
色んな分量を試して入浴後の変化を感じ取ると自分に合った分量が見つかる(はず)。

炭酸ガス濃度100ppmの炭酸入浴剤を作る場合に必要なクエン酸と重曹の分量

炭酸ガス濃度100ppm(お湯1Lに100㎎の炭酸ガスが溶けている)でもある程度の効果は期待できるそうです。
ここでは、炭酸ガス濃度100ppmの入浴剤を作る場合に必要なクエン酸と重曹の分量を算出します。

といっても上記の1000ppmの1/10なので計算は簡単です。

160Lで100ppmの炭酸ガス濃度を得るのに必要なクエン酸の分量は約23.3g、重曹は約30.5gとなります。…(A)

炭酸泉並みの炭酸ガス濃度の炭酸入浴剤を作る場合に必要なクエン酸と重曹の分量

日本の温泉法上の炭酸泉は250ppm以上ですので、クエン酸と重曹の分量は各々上記の2.5倍になるので、約58gと約76gになります。

上記(A)の分量に2~10を掛けて頂くと、希望する炭酸ガス濃度を得るために必要なクエン酸と重曹の分量が分かります。
※お湯の量は160Lを想定しています。

効果的な炭酸風呂の入り方

炭酸ガスは不安定なので、ちょっとしたことで炭酸が抜けてしまいます。以下のことに注意して入浴しましょう。
※詳しくは⇒炭酸風呂で効果を得るための注意点

お風呂のお湯は39~40℃
炭酸入浴の基本は「ぬるま湯の長湯」。

静かに入浴する
炭酸風呂に入浴する時はジェットバスや追い炊きはNG。

炭酸風呂から出たら、パジャマや服を着用
保温の為には炭酸入浴をした後は、しっかりと水滴を拭き取り、すぐにパジャマや服などを着るようにしましょう。

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