「にんにく」と言えば、古来より疲労回復や体力増強に効果があることが知られています。
最近、注目されているのが「黒にんにく」です。
「黒にんにく」は一般的な「白にんにく」に比べて栄養価が高いのが特長です。
「黒にんにく」にはどのような効能効果があるのでしょうか?
どんな副作用・害があるのでしょうか?
「黒にんにく」はガン・糖尿病・高血圧・肝機能・便秘等に効くのでしょうか?
「黒にんにく」の効能効果と副作用・害について調べてみました。
黒にんにくとは?
「黒にんにく」は「黒にんにく」という種があるわけではありません。
黒にんにくは、白にんにくを熟成したものです。
ネットでは「黒にんにく」は「白にんにく」が”発酵”したものと記述されていることがありますが、間違いです。
“発酵”と”熟成”の違い
“発酵”とは?
“発酵”と言えば、ヨーグルト、チーズ、味噌、納豆、漬物、酒などが浮かびますが、”発酵”とは、乳酸菌等の微生物が糖質を分解(代謝)して、有機酸や二酸化炭素、アルコールと作り出すことです。
“熟成”とは?
一方の”熟成”は、微生物は介在しないで、自らの酵素によってタンパク質が分解(消化)され、アミノ酸へと変化することです。
“熟成”と言えば、「熟成肉」が馴染みの多い所ではないでしょうか?
熟成肉とは?
熟成肉と言えば「美味い」。
なぜ、肉は”熟成”すると味や香りが良くなるのでしょうか?
それは、タンパク質がうま味成分のアミノ酸に変わるからです。
では、「黒にんにく」と「白にんにく」の違いは何でしょうか?
白いニンニクが黒くなるのは何故?
温度と湿度を適正に処理する事で、ニンニクは白から褐色に変化し、徐々に黒くなっていきます。
「糖分とアミノ酸の化学反応」つまりメイラード反応の結果です。
このプロセスで黒にんにくの活性成分が合成されます。
「黒にんにく」と「白にんにく」の違い
「黒にんにく」と「白にんにく」の色以外の違いは以下の3点です。
●栄養価がUP!
●プルーンのように美味しい
●独特の臭いが少なくなる
栄養価がUP!
生にんにく(白にんにく)には、わずかしか含まれないS-アリルシステイン、シクロアリイン、ピログルタミン酸などが「黒にんにく」には豊富に含まれています。
「黒にんにく」の栄養価は商品によってことなりますが、「純黒にんにく」(岡崎屋)の「黒にんにく」は、通常の白にんにくに対して、S-アリルシステイン16倍、アルギニン3倍、総ポリフェノール6倍に増加しているのが特長です。
もちろん、各種アミノ酸も増加しています。
※商品別栄養価のアップ度比較表はこちら
プルーンのように美味しい
「黒にんにく」はプルーンのように甘酸っぱく美味しいです。
おやつの様にフルーツ感覚で食べることができます。
この美味しさの秘密はタンパク質が分解されアミノ酸に変化した為です。
独特の臭いが少なくなる
白にんにくが熟成された黒にんにくは「全く臭わない」ということはありませんが、食後30分では「ほとんど臭わない」ことが多いです。
ニンニクが疲労回復等に良いことは知っているが、臭いが気になる方に「黒にんにく」はうってつけです。
それでは、黒にんにくの効果・効能について見ていきましょう。
黒にんにくの効能・効果
黒にんにくには具体的にどのような効能・効果があるのでしょうか?
黒にんにくには以下のような効能効果が期待できます。
●疲労回復効果
●ガン予防効果
●高血圧の予防効果
●アレルギー予防効果
●風邪・インフルエンザ予防効果
●冷え性改善効果
疲労回復効果
黒にんにくに疲労回復効果があるのは、有効成分アリシンのおかげです。
アリシンは、ビタミンB1と結合することで「アリチアミン」という成分に変化し、エネルギー作りをサポートしてくれます。
ガン予防効果
黒にんにくが俄然注目されるようになったのが、元国立弘前大学医学部教授 佐々木甚一先生の黒にんにくに関する論文です。
佐々木先生はマウスの実験で『黒にんにく特有の有効成分「S-アリルシステイン」が、抗がん作用を発揮した』との見解を論文で述べています。
佐々木先生の論文に注目した研究がアメリカでも行われました。
アメリカ国立ガン研究所が発表した「デザイナーフーズ計画」によると127種類の野菜・果物の内「にんにく」は最も予防栄養価の高い食品としてトップに挙げられています。
高血圧の予防効果
「黒にんにく」は、血圧を下げる効果が期待できることから、「食べる降圧剤」と呼ばれることも。
何故、「黒にんにく」に高血圧の予防効果があるのでしょうか?
そのカギは「黒にんにく」に含まれる「メチルアリルトリスルフィド」という成分にあります。
「メチルアリルトリスルフィド」には、血液が固まってしまうことを防ぐ働きがあり、結果として高血圧予防につながると考えられています。
アレルギー予防効果
「黒にんにく」のアレルギー予防効果の秘密は「黒にんにく」に豊富に含まれるポリフェノールにあります。
ポリフェノールと言えば抗酸化作用。
アレルギーの原因の1つに活性酸素があります。
「黒にんにく」に含まれるポリフェノールが活性酸素を除去する事で、アレルギー予防効果があると考えられます。
風邪・インフルエンザ予防効果
「黒にんにく」を食べるようになって「風邪を引かなくなった」とは、よく聞く口コミです。
何故、「黒にんにく」に風邪・インフルエンザ予防効果があるのでしょうか?
それは、「黒にんにく」がNK(ナチュラルキラー細胞)という免疫細胞を活性化して、体内に侵入してきたウイルス撃退の働きをしてくれるからです。
冷え性改善効果
「黒にんにく」には、末梢の拡張させる働きがあります。
全身に血液が流れやすくなり、その結果、冷え解消につながると考えられています?
糖尿病に効果あり?
「黒にんにく」にはアルギニンが白にんにくの3倍含まれており、アルギニンは血糖値を正常化し糖尿病を防ぐことがわかっています。
アルギニンは血糖値を正常化し糖尿病を防ぐことがわかっています。
「黒にんにく」は糖尿病防止効果が期待できます。
肝機能に効果あり?
「黒にんにく」にはアリシンが含まれています。
アリシンは糖質の代謝を促進し、抗菌、殺菌の効果があります。また、肝臓の解毒機能を助けて肝機能の負担を軽減し、向上させる働きがあります。
「黒にんにく」には肝機能向上効果が期待できます。
便秘に効果あり?
「黒にんにく」の効能・効果としてよく謳われるものに「便秘効果」があります。
それはと「黒にんにく」を実際に食べた方に「便秘が改善した」いう口コミが多い為です。
何故、「黒にんにく」に便秘改善効果があるのでしょうか?
便秘には様々な原因があります。
その1つが食物繊維の不足です。
ニンニクには不溶性食物繊維だけでなく、水溶性食物繊維も含んでいます。
また、「黒にんにく」には善玉菌が豊富に含まれています。
善玉菌が腸内環境を整え、便秘改善に役立つことは広く知られています。
これらにより「黒にんにく」に便秘改善効果が期待できます。
「黒にんにく」の効能・効果を見てきました。
「黒にんにく」には副作用はないのでしょうか?
黒にんにくの副作用・害は?
「黒にんにく」は薬ではなく食品です。
基本的に「黒にんにく」に副作用・害はありません。
しかし、安全な食品であっても人によってアレルギー症状を引き起こすことがあり、「黒にんにく」も例外ではありません。
まず、生にんにく(白にんにく)の副作用と考えられるものに以下のものがあります。
●口臭・体臭
●胸やけ・胃のむかつき
●アレルギー反応
黒にんにくは白にんにくが熟したものであり、白にんにくに比べて上記の副作用は起こしにくいです。
但し、どの食べ物にも言えることですが、食べ過ぎは危険。
食べ過ぎると、下痢や胸やけなどが起こる場合があるので、注意しましょう。
では、「黒にんにく」の1日摂取量の適量はどれくらいでしょうか?
黒にんにくの効果的な食べ方
黒にんにくはどのような食べ方が効果的なのでしょうか?
1日の摂取量は?
「黒にんにく」の1日の摂取量は何粒が良いのでしょうか?
「黒にんにく」は1日1粒が基本です。
毎日、朝晩の2粒、又は朝昼晩の3粒でも構いません。
疲労感が強い方や重度の冷え性、便秘性の方の場合、3~4粒程度、多めに食べることをオススメします。
但し、人によって食べ過ぎると下痢などを引き起こすことがありますので、ご注意下さい。
いつ食べると良い?
「黒にんにく」は、薬ではなく食品です。
「黒にんにく」を食べるタイミングはいつでも良いです。
但し、目的によっては食べるタイミングを変えることで効果が出やすいということがあります。
疲労回復に
「黒にんにく」には疲労回復効果があります。
疲労回復を目的に「黒にんにく」を食べるなら、夜寝る前がベストです。
夜寝る前に「黒にんにく」を食べることで、エネルギーがスムーズに作られ、翌日に向けてのエネルギー充電が可能です。
尚、朝食時に「黒にんにく」を食べると、1日をより元気に過ごすことが可能です。
美肌効果に
「黒にんにく」にはポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールと言えば、抗酸化作用。
アンチエイジング効果が期待できます。
もちろん、美肌効果も期待できます。
美肌効果を期待して「黒にんにく」を食べるなら寝る前がオススメです。
何故なら、夜は成長ホルモンが分泌され、お肌の修復も進みます。
夏バテ時に
そもそも、「にんにく」は古来より疲労回復や滋養強壮効果が期待されてきました。
疲労回復には、夜寝る前がベストです。
とは言え、既に夏バテ担っている時は、胃が弱って食欲不振になっているケースも多々あります。
そういう観点から、胃に負担がかからない食後がオススメです。
とは言え、「黒にんにく」は「生にんにく」に比べ、刺激がほんとありません。
寝る前は忘れがちという方は、夕食後に食べると良いでしょう。
冷え性改善に
強度の冷え性や低体温でお悩みの場合、夜寝る前に「黒にんにく」を食べることをおすすめします。
ダイエットに
ダイエットのために運動をする場合、運動の30~60分前に「黒にんにく」を食べることで体温が上昇し、脂肪燃焼効果が高まることが期待できます。
黒にんにく(丸ごと)のおすすめは?
黒にんにく(丸ごと)のおすすめをご紹介します。
純黒にんにく[岡崎屋]
モンドセレクション11年連続金賞受賞!
iTQi(国際味覚審査機構)5年連続三つ星金賞受賞!
特長
◆こんな方に
□体調管理に留意される方
□活力に満ちあふれた毎日を送りたい方
□いつまでも趣味やスポーツに興じたい方
□年齢を重ねても若々しくありたい方
□将来にむけて夢や希望にあふれる方
□仕事、レジャーに充実されたい方
◆ココがポイント
①青森県産にんにくを使用
②独自の遠赤効果で30日以上熟成。
③甘酸っぱいフルーツのような味わいで皮をむくだけでそのまま食べられます。
④食後の匂いもほとんど気にならず何時でも召し上がる事ができます。
内容/価格
◆価格:
①12個入り(熟成・Lサイズ)通常価格8,424円⇒約10%OFFの7,776円(税込)送料無料
②6個入り(熟成・Lサイズ)4,212円(税込)+送料
◆対象:WEB限定先着1,000名様
▶公式サイト⇒純黒にんにく