ホエイ(ホエー)とはヨーグルトの表面に溜まった液体(乳清)のことです。
ホエイ(ホエー)にはとのような効果が期待できるのでしょうか?
ヨーグルトのホエイ(ホエー)の効果とホエイ(ホエー)パック・ホエイ(ホエー)化粧水の作り方とやり方をスッキリ解説します。
ヨーグルトのホエイ(ホエー)とは?
ヨーグルトのホエイ(ホエー)とは、ヨーグルトの上部に溜まっている上澄み液(=乳清)の事です。
乳清を現す英語「whey」をホエイ又はホエーと日本語読みしています。ホエイ又はホエーのどちらの読み方も間違いではありません。
ホエイ(ホエー)の栄養
ホエイ(ホエー)には水溶性のたんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養が含まれています。
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ホエイ(ホエー) の健康効果
ホエイ(ホエー)はその健康効果から、様々な形で製品化されています。
非常に栄養価が高い
調製粉乳にホエイ(ホエー)を配合することで、より母乳に近い成分比率の粉乳が作られています。⇒母乳の代替食品
速やかに吸収される
ホエイ(ホエー)を使った食品は、タンパク質の合成を促すため、高齢者にとって非常に有用な食品です。
筋肉を増強する
ホエイ(ホエー)は、運動後の疲労した筋肉を効率的に機能回復させ、免疫力を高めたり、筋肉を増強します。⇒ホエイプロティンが市販されています。
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ホエイ(ホエー) の美容効果
ホエイ(ホエー) は以下の美容効果が期待できます。
肌荒れを抑える効果
肌荒れは肌が乾燥したり、ストレスを受けたりすると起こりやすくなります。
ホエイ(ホエー) には炎症を抑える働きがあります。
体の内側から肌荒れを抑えるのに働いてくれます。
アンチエイジング
ホエイ(ホエー) にはラクトフェリンなどの抗酸化成分が含まれています。
酸化がすすむことで老化現象が起こりやすくなってしまいます。
それを抑えることでアンチエイジングに役立ちます。
美白効果
肌が黒ずむのはメラニン色素の蓄積が原因です。
ホエイ(ホエー)にはターンオーバーを促進する働きがありますので古い角質を剥がす働きが期待できます。
結果、黒ずみが解消され、美白効果も期待できます。
ホエイ(ホエー)の作り方
上記の様に、健康面や美容面で効果のあるホエイ(ホエー)ですが、どのように作るのでしょうか?
作り方は簡単です。
2通りの方法があります。
水切りヨーグルトを作る方法
ヨーグルトを水切りするだけ。
自家製のヨーグルトでも市販のヨーグルトでも水切りヨーグルトを作ることができます。
水切りヨーグルトを作る時に下に溜まった液体がホエイ(ホエー)です。
※詳しくは⇒ヨーグルトで簡単!チーズの作り方~ざる・フィルター・チーズメーカー・容器編</a
カッテージチーズを作る方法
鍋に牛乳を沸騰寸前までわかして、そこにレモン汁か酢を入れると、もろもろのカッテージチーズとホエイ(ホエー)ができます。
※牛乳のタンパク質が酸で固まってもろもろのカッテージチーズが出来ます。液体の部分がホエイ(ホエー)です。
ホエイ(ホエー)は化粧水やパックに利用できます。
ホエイ(ホエー)化粧水の作り方とやり方
ホエイ(ホエー)化粧水の作り方
精製水:ホエイ(ホエー)を2:1で混ぜ合わせるだけ。
※精油、防腐剤、アルコールは入れても入れなくても構いません。
ホエイ(ホエー)化粧水のやり方
ホエイ(ホエー)化粧水の使い方は、コットンに浸して肌につけるだけです。
※ホエイ(ホエー)化粧水は冷蔵庫で保存して、1日以内に使いきるのが望ましい。
ホエイ(ホエー)パックの作り方とやり方
ホエイ(ホエー)パックの作り方
ホエイ(ホエー)パックの作り方は簡単です。
コットンやフェイスマスクにホエイ(ホエー)をたっぷりつけるだけです。
ホエイ(ホエー)パックのやり方
1.ホエイ(ホエー)をつけたコットンやフェイスマスクを肌に乗せて10分程放置
2.ぬるま湯でよく洗い仕上げは冷水で引き締める
ホエイ(ホエー)化粧水・パックの注意点
ホエイ(ホエー)を肌に浸ける場合は、必ずパッチテストを行ってください。
ホエイ(ホエー)にはピーリング効果があり、肌の老廃物を除去し古い角質を剥がしてくれる働きがあります。
逆に言えば、それだけ肌に負担がかかります。
長くつければつけるだけ負担も増しますので、まずは、ホエイ(ホエー)パックからお試しされることをおすすめします。