ノンカフェインコーヒーとは、カフェインが0(ゼロ)のコーヒーです。
妊産婦や子供にオススメです。
ノンカフェインコーヒーとカフェインレス(デカフェ)コーヒーの違いは何でしょうか?
ノンカフェインコーヒーの効果は?危険性は?
ノンカフェインコーヒーに関する疑問をスッキリ解説します。

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ノンカフェインコーヒーとは?

大豆コーヒー

ノンカフェインコーヒーと似た言葉にカフェインレスコーヒー、デカフェがありますが、違いはコーヒーに含まれるカフェインの量です。

・ノンカフェイン:元々カフェイン0
・カフェインレス:元々カフェインが少し含まれている
・デカフェ:カフェインを含んでいる飲食物からカフェインを取り除いたもの。但し、カフェインは0ではなく、ごく僅か含まれている。

即ち、ノンカフェインコーヒーは元々、カフェインを含まないコーヒーです。

しかし、コーヒーにはカフェインが元々含まれています。

これは一体どういうことでしょうか?

ノンカフェインコーヒーはコーヒーを原料にしない代用コーヒー(代替コーヒー)のことです。

「コーヒー」とありますが、「コーヒー」ではありません。
たんぽぽや大豆、玄米、チコリなどが、原料としてよく知られています。
コーヒー以外の材料でコーヒーに似た味を楽しむための飲み物です。

ネットでは、カフェインレスコーヒーとノンカフェインコーヒーを混同した記事が散見しますが、全く別物なので注意が必要です。
※カフェインレスコーヒーについて詳しくは⇒カフェインレスコーヒーとは?危険?効果・作り方を徹底解説!

市販のノンカフェインコーヒー[インスタント]

市販のノンカフェインコーヒーには、大豆を原料にした大豆コーヒー、たんぽぽ等を原料にしたたんぽとコーヒー等があります。
いずれもカフェイン量は0です。

市販のノンカフェインコーヒーにはティーバック式、ドロップ式及びインスタントコーヒーがありますが、ここではインスタントコーヒーをご紹介します。

大豆コーヒー


●特徴
原材料は金沢大地の有機大豆100%。
袋を開けた瞬間の、珈琲にも負けない、香ばしい香りをお楽しみください。
●飲み方
ティースプーン3杯(約4g)にお湯200ccを注いで、良くかき交ぜてお飲み下さい。

たんぽぽコーヒー


●特徴
タンポポの根を主原料に、黒大豆、赤小豆、野草をプラス。バランスのよい、カフェインレスのたんぽぽコーヒーです。
●飲み方
カップにスプーン半分-1杯を入れ、熱湯を注いでください。ホットでもアイスでもどうぞ。

ノンカフェインコーヒーの効果

ノンカフェインコーヒーの効果は、その原料に負うところが大きいです。

大豆コーヒーの効果

大豆コーヒーには以下の効果が期待できます。

・ダイエット効果
・ホルモンバランスを整える効果
・疲労回復効果・美肌効果

[関連記事]大豆コーヒーとは?大豆コーヒーの効果・味・作り方

たんぽぽコーヒーの効果

たんぽぽコーヒーには以下の効果が期待できます。

・むくみ改善効果
・疲労回復効果
・育毛促進効果
・冷え改善効果
・胃の調子を整える効果
・便秘改善効果
・母乳分泌促進効果
・女性ホルモンのバランスを整える効果
・肝機能改善効果

[関連記事]たんぽぽコーヒーとは?効果と副作用・おすすめの市販たんぽぽコーヒーは?

ノンカフェインコーヒーの危険性は?

ノンカフェインコーヒーは元々カフェインを含まない原料から作ります。

従って、カフェインレスコーヒーと違い、コーヒーからカフェインを除いた物ではありません。

カフェインをコーヒーから抽出するには3つの方法がありますが、化学薬品を使う②の方法は「危険」と言えますが、コーヒーメーカーが最も採用している抽出方法①、次に③です。

①超臨界二酸化炭素抽出
②有機溶媒抽出
③水抽出

「カフェインレスコーヒーが危険」というのも誤解だということが分かります。

まして、ノンカフェインコーヒーにはカフェインが全く含まれないので、安全です。

ノンカフェインコーヒーは妊娠中もOK?

コーヒーで問題になるのはカフェインです。

カフェインレスコーヒーはわずかにカフェインが(1~3%程度)含まれていますが、ノンカフェインコーヒーはカフェインが0です。

妊娠中、授乳期のママさんがノンカフェインコーヒーを飲んでも待ったく問題はありません。

ノンカフェインコーヒーは子供にOK?

子供がノンカフェインコーヒーを飲む場合も、妊娠中、授乳期のママさんと同じで、全く問題ありません。

ノンカフェインコーヒーで胃痛?

胃痛の原因カフェインだと考えられます。

ノンカフェインコーヒーにはカフェインが含まれないので胃痛の原因ならならい、と言えます。

一方、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が、、胃酸の分泌を促進し、その胃酸が胃の粘膜を刺激して、胃痛の原因になる可能性があります。

ただ、カフェインレスコーヒーにクロロゲン酸が含まれるかについては、はっきりしません。

尚、カフェインレスコーヒーは「コーヒー」であり、カフェインがわずか残っていますので、胃痛が起こる可能性は僅か残っています。