酵素玄米と玄米の最大の違いは、おいしさと食感です。
酵素玄米と言えば長岡式酵素玄米が有名です。
長岡式酵素玄米では圧力鍋を使いますが、決めごとが多いです。
長岡式酵素玄米の作り方及び、長岡式酵素玄米より簡単にできる圧力鍋を使った酵素玄米の作り方をご紹介します。

sponsorlink

酵素玄米の作り方

圧力鍋

玄米に小豆を塩を加えて炊き、炊飯器で保温したまま3日以上熟成したものが酵素玄米です。

酵素玄米は「もちもちして美味しい」「消化に良い」のが特徴です。
[関連記事]酵素玄米とは?保温すると何故、酵素玄米に?効果と作り方[基本編]

酵素玄米の作り方には次の2つの方法があります。

・圧力鍋を使って炊く
・炊飯器を使って炊く

ここでは圧力鍋を使って玄米を炊く方法をご紹介します。
※炊飯器で酵素玄米を作る方法について詳しくは⇒酵素玄米の作り方と保温方法[炊飯器編]を具体的に徹底解説!

長岡式酵素玄米の作り方

最初に長岡式酵素玄米の作り方をご紹介します。

長岡式酵素玄米は圧力鍋を使います。

長岡式酵素玄米とは?

長岡式酵素玄米とは、長岡勝弥医師が医食同源や玄米採食を指導する一環で考案した酵素玄米のことです。

長岡式酵素玄米の一番の特徴は、「消化しやすくなってるから、栄養素も吸収しやすくて、おいしい」ということです。

これは玄米の「消化に悪い、おいしくない」という玄米の常識を覆すものです。

長岡式酵素玄米の作り方

長岡式酵素玄米の作り方は以下になります。

1.玄米に小豆と専用の塩を入れる。
※玄米の容量に対して、小豆は約5%の割合
2.長岡式専用の圧力鍋で玄米を炊く。
※長岡式酵素玄米の刻印の入ったヘイワの圧力鍋
3.業務用の保温ジャーで4日~最大10日間発酵させる。

長岡式酵素玄米では長岡式専用の圧力鍋が必須です。
玄米を洗ったらすぐ炊いてOKです。

さらに長岡式酵素玄米では、圧力鍋以外でも色々と制約(決めごと)があります。

●玄米は泡立て器で洗う。
[理由]素手で玄米に触ると、静電気が起こって消化の邪魔になる為。
●水は水道擦りをろ過してカルキ(塩素)を取り除いたものを使う。
[理由]塩素が酵素を壊してしまう為。

●玄米は1回につき必ず1升(10合)炊く。
※水の量は9.5~10.5合

●塩は玄米1升(10合)に対してティースプーン大盛一杯。

●玄米と小豆、水と塩を加えたら、泡立て器で5分間、右回りにかき混ぜ続ける。⇒白く濁ったらOK。

正しい長岡式酵素玄米の炊き方は長岡式酵素健康の会主催の講習で伝授

長岡式酵素玄米の通販

長岡式酵素玄米は制約(決めごと)が多く、その通り作ることが要求されます。

自己流でアレンジするのはNGです。

「うわ~面倒」とお考えの方に朗報です。

何と、長岡式酵素玄米ご飯が通販大手の楽天で販売されています。

無農薬・無化学肥料の玄米、小豆(北海道産長岡式酵素玄米専用のあずき)塩(サンナトリウム、長岡式酵素玄米専用の天日干し塩)でイマジン酵素玄米を炊いています。

これは便利ですね。

「酵素玄米って本当においしいの?」「長岡式酵素玄米の講習を受ける時間がない」と言った方にオススメです。

圧力鍋を使った酵素玄米の作り方

長岡式酵素玄米でなければ圧力鍋で酵素玄米が炊けない訳ではありません。

長岡式酵素玄米より簡単にできる圧力鍋を使った酵素玄米の作り方をご紹介します。

材料

≪材料(3合の場合)≫
玄米:3合
水:4.5合(810ml)
小豆:大さじ2(約25g)
塩:小さじ1/2(2.5g)

※3合以外でも酵素玄米を作ることができます。
上の分量を基本に加減して下さい。

[例:6合の場合]
材料の分量は3合の場合の倍。

道具

4.5L容量の圧力鍋を使用。

圧力鍋によって炊き上がりに差が出るので、お手持ちの圧力鍋の容量に合わせて、水加減や加圧時間を調整して下さい。

作り方

1.玄米を洗う
傷んだ玄米は取り除き、1回目の水は素早く捨てて、2~3回すすぐ。

2.水気を切る
1.の洗った玄米はざるに上げて、水気を切る。
再度ボウルに移し、小豆と塩を加え、軽量した水から、玄米が浸かる(つかる)程度の量を注ぎ入れる。

3.右回りに3分かき混ぜる
泡立て器を使って、1周につき2秒ぐらいのペースで、ゆっくりと右回りに3分かき混ぜる。

4.浸水させる
ボウルの玄米をそのまま、圧力鍋に移す。
分量の残りの水を加えて1時間置く。

5.火にかけ加圧する
圧力がかかったサインが出たら、弱火にして15~20分加圧する。
火を止め、圧力が抜けたらふたを開ける。
さっくりとまぜ、10~15分間蒸らす。

6.全体をかき混ぜる
炊きあがったら、均一になるようにまぜ返す。

7.炊飯器に移し、保温を続ける。
炊飯器に移し、常に「保温」状態にする。
1日1回上下を返すようにかきまぜる。
3日後から食べ始める。

※参照:岡本羽加「毒だし酵素玄米ダイエット」