最近テレビ等で話題の亜麻仁油(亜麻仁オイル/アマニオイル )。
亜麻仁油とは何でしょうか?
効果効能は?デメリット・副作用は?
「亜麻仁油が危険」というのは本当?副作用は?
亜麻仁油の効果的な取り方・食べ方・使い方・摂取量は?
亜麻仁油の疑問をスッキリ解決!

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亜麻仁油(アマニオイル )とは?

亜麻仁油

亜麻仁油(アマニゆ、アマニあぶら)は、成熟した亜麻の種子から得られる、黄色っぽい乾性油。食用のほか、油絵具のバインダーや木製品の仕上げ(木製ピッケルのシャフトなど)に用いられる。

亜麻の種子を圧搾、又はこれをつぶして溶媒で抽出することで得られる。代表的なω-3脂肪酸であるα-リノレン酸をはじめとする不飽和脂肪酸に富み、栄養サプリメントとしても販売されている。
Wikipedia~亜麻仁油

亜麻仁油が注目されるのは、亜麻仁油に「α-リノレン酸(オメガ3)」が多く含まれていることが理由に挙げられます。

亜麻仁油の「α-リノレン酸(オメガ3)」含有量は何と54%です。

α-リノレン酸(オメガ3)とは?

オメガ3とは体を作るのに欠かせない必須脂肪酸のことで、オメガ3脂肪酸とも呼ばれています。

α-リノレン酸(オメガ3)は体内でEPA及びDHAに変換されます。
EPA及びDHAは青魚に多く含まれる成分で、血液をサラサラにする効果があります。

α-リノレン酸(オメガ3)を豊富に含む油には亜麻仁油以外に「えごま油」があります。
※亜麻仁油とえごま油の違いは以下の記事をご参照ください。

えごま油とは?亜麻仁油の違い・効能・副作用・食べ方を徹底解説!

亜麻仁油(アマニオイル )の効果効能

亜麻仁油には以下の効果効能が期待できます。

●乾燥肌や肌荒れに効果
●認知症・アルツハイマーの予防効果
●乳がんの予防効果
●便秘改善効果

乾燥肌や肌荒れに効果

亜麻仁油は昔から、皮膚の疾患に有効と言われていました。

それは、亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸(オメガ3)が、皮膚と馴染みが良く、乾燥肌や肌荒れに有効な成分だからです。

認知症・アルツハイマーの予防効果

α-リノレン酸は体内で変換され、DHAに再合成されます。
DHAは青魚に含まれ、血液をサラサラにする成分です。

またDHAは脳の栄養でもあります。

その結果、認知症やアルツハイマーの予防効果が期待できます。

乳がんの予防効果

女性ホルモン「エストロゲン」が過剰に分泌されると、乳腺や子宮内膜に悪影響を及ぼします。

亜麻仁油に含まれるリグナンという成分には「エストロゲン」を調整する働きがあります。

その結果、乳がんの予防効果が期待できます。

便秘改善効果

亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸は、体内でDHAだけでなくEPAにお変換されます。

EPAは、腸内の炎症を抑えて善玉菌を増やし血液の流れを良くして腸内環境を整える働きがあります。

その為、便秘薬にも配合されている程。

亜麻仁油には便秘改善効果が期待できます。

亜麻仁油(アマニオイル )は危険?

健康食材の亜麻仁油(アマニオイル )ですが、中には嘔吐などの症状が起きる方がいます。

嘔吐などの症状が起きる原因として以下のことが考えられます。

●体質に合わない
●酸化した亜麻仁油を摂った
●量の摂りすぎ

亜麻仁油が体質に合わない

どんな良い食材でも合う合わないがあります。
アマニオイルを摂取後に必ず気持ち悪くなってしまうという方は、元々油を分解する酵素が少ない体質なのかもしれません。

亜麻仁油に限らず、油を上手く分解・消化することが出来ない方は、胃を壊してしまう可能性があります。

酸化した亜麻仁油を摂った

油は一般的に酸化し易いですが、その中でも亜麻仁油に含まれるオメガ3は特に酸化し易いのが特徴です。

酸化した油は毒なので、酸化した亜麻仁油を摂ると、嘔吐する可能性があります。

亜麻仁油を量の摂りすぎ

亜麻仁油に限らず、油は消化が悪いので、摂りすぎると、胃痛・胃もたれ・おう吐・下痢などが起きる可能性があります。

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亜麻仁油(アマニオイル )のデメリット・副作用

亜麻仁油(アマニオイル )のデメリットは以下の点です。

亜麻仁油のデメリット

●酸化に弱い
※特に加熱すると油が酸化する
●トランス脂肪酸に変わりやすい

酸化を避ける為、直射日光を避けて暗所に保管しましょう。
封を開け、使い終わったら封をしっかりと閉じ、1ヶ月を目安に使い切りましょう。

亜麻仁油の副作用

「亜麻仁油(アマニオイル )は危険?」で触れた内容と重複しますが、亜麻仁油を過剰に摂取すると以下の副作用を起こす可能性があります。

●胃腸に負担
●下痢

過剰摂取に気をつけましょう。

亜麻仁油(アマニオイル )の取り方・食べ方・使い方

亜麻仁油の効果的な取り方・食べ方・使い方をご紹介します。

亜麻仁油の摂取量

亜麻仁油の1日の摂取量は大さじ1杯程度と言われています。

亜麻仁油の取り方・食べ方・使い方

亜麻仁油は加熱すると酸化するのが難点です。

従って、加熱する料理には使えません。
基本的に料理を食べる前に亜麻仁油をさっとかけて使いましょう。

[例]
・サラダドレッシング
・冷奴にかける
・パスタにかける
・みそ汁に入れる
・スムージに入れる

ボトル入り亜麻仁油のデメリット

「サラダ等にかける」方法をご紹介しましたが、亜麻仁油は、味・臭いに癖があります。

その結果、1日の推奨量であるスプーン1杯を毎日飲むのは、抵抗があり中々続かない、というのが現実です。

「亜麻仁油を摂りたいが、毎日は無理」と言った方にオススメなのが、DHA・EPAサプリメントです。

亜麻仁油に含まれるα-リノレン酸(オメガ3)は体内でEPA及びDHAに変換されます。
即ち、DHA・EPAサプリメントを摂取すると効率が良いです。
DHA・EPAサプリメントの選び方とオススメ5選【徹底比較】