リンスインシャンプーは1本でシャンプーとリンスの両方の役割を兼ね備えたシャンプーです。時短になります。
リンスインシャンプーの仕組みは?
リンスインシャンプーのメリット・デメリットは?使い方は?
おすすめのリンスインシャンプーは?
リンスインシャンプーの疑問をスッキリ解決!

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リンスインシャンプーとは?

シャンプー

リンスインシャンプーとは、リンスが入っているシャンプーです。

リンスインシャンプー1本でシャンプーとリンスの2本の役割がある「リンスの要らないシャンプー」です。

とは言え、単に混ぜ合わせただけのものではありません。

石鹸シャンプーを例にとると、石鹸シャンプーはアルカリ性です。
これが、石鹸シャンプーで頭を洗うと髪がゴワゴワになる原因です。
[関連記事]石鹸シャンプーとは?メリット(効果)・デメリット・使い方は?

そこで、洗髪後に酸性のリンスを使います。
これで、アルカリ性に傾いた髪を本来の弱酸性の状態に戻すことが出来るというわけです。

では、このアルカリ性の石鹸シャンプーと酸性のリンスを混ぜるとどうなるか?
中和します。

アルカリ性の石鹸シャンプーの特徴も、酸性のリンスの特徴も打ち消されてしまいます。

このように単に混ぜ合わせただけのものではありません。
従って、市販のシャンプーとリンスを混ぜ合わせてもリンスインシャンプーは出来ません。

リンスインシャンプーの仕組み

リンスインシャンプーの仕組みはどうなっているのでしょうか?

化学的には、高分子(リンス)と低分子(シャンプー)の溶解速度の差を利用したものである。
通常のシャンプーとリンスを混ぜても、リンスインシャンプーにならず、それどころか、洗浄力を失うので注意。
出典:Wikipedia~リンスインシャンプー

リンスインシャンプーのメリット

リンスインシャンプーのメリットは一目瞭然です。

・リンス成分が配合されており、シャンプー後に別途リンスを用いる必要がない。
・1本でシャンプーとリンスが出来るので、手間が省け、また安価で済む。

時短と節約になります。

リンスインシャンプーのデメリット

先にリンスインシャンプーは「高分子(リンス)と低分子(シャンプー)の溶解速度の差を利用したもの」という説明がありました。

しかし、この「溶解速度の差」はごく僅かなようです。

①シャンプー:髪の汚れを落とす成分
②リンス:髪を保護する成分

リンスインシャンプーは①と②の2つの成分を配合してあるわけですが、
洗髪後に‥‥①
リンス成分が溶ける…②
のが理想ですが、丁度良い時間差で溶けるて、シャンプーとリンスの効果が各々十分発揮するのは難しいのではと考えられます。

「シャンプーの洗浄力は単体に比べて低くなる」
「リンスの効果も単体に比べると低くなる」

というように、中途半端な効果になりそうです。

リンスインシャンプーが向かない人

従って、リンスインシャンプーは、

①髪や頭皮をしっかり洗いたい
②髪をしっかり保護してツヤを出したい
③頭皮が脂っぽい

といった方には向いていないと言えます。

頭皮が脂っぽい人に向かない理由

シャンプー後にすぐリンス成分が作用するので、本来リンスをつけなくてもいい頭皮にまでリンスがついてしまい、油分で毛穴が塞がれてしまいます。

この為、特に頭皮が脂っぽい方には向いていません。

リンスインシャンプーの使い方

リンスインシャンプーは一般のシャンプーとは内容が異なるので、使い方に一工夫が必要です。

・髪を洗うときは、全体を素早く洗う
・洗髪が終わったら、すぐに洗い流す
・しっかりとすすぎを行う

髪を洗うときは、全体を素早く洗う

リンスインシャンプーのリンス成分が頭皮につきすぎると、ベタつきの原因になります。

リンスインシャンプーで髪を洗うときは、全体を素早く洗うのがポイントです。

時間をかけて洗うとリンス成分が溶けだして十分な洗浄効果を得られません。

洗髪が終わったら、すぐに洗い流す

コンディショナーは髪につけたまま少し置いておくとケアヘア成分が浸透しますが、リンスインシャンプーは放置してもケアヘア成分が浸透しません。
洗髪が終わったら、すぐに洗い流しましょう。

しっかりとすすぎを行う

髪に洗髪剤が残っていると、ダメージの原因になってしまいます。
しっかりとすすぎを行いましょう。

リンスインシャンプーの選び方

リンスインシャンプーは1本2本の役割があるので、時短になります。
しかし、刺激の強いシャンプーはトラブルの元になります。

ノンシリコンで洗浄力の強い石油系界面活性剤配合のシャンプーは避けましょう。

≪石油系界面活性剤≫

・●●硫酸Na(ラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸Na等)
・●●スルホン酸
・カリ石けん素地

リンスインシャンプーのおすすめ

通販で人気のリンスインシャンプーからおすすめのリンスインシャンプーをご紹介します。

パンテーン「洗い流さないトリートメント」

リンスインシャンプーで髪がきしむ方におすすめのトリートメントです。

洗い流しの必要がないので、一般的なリンスを使うよりは時短になります。

●Amazonカスタマーレビュー:5つ星のうち4.1と高評価
●[口コミ]
「髪を洗った後乾かす前と朝起きてから付けています。髪がサラッとして櫛通りが良くなりました。」

「いつも使ってます!これがないと髪がキシキシしてしまうので、助かってます!」

サクセス「スムースウォッシュ」(リンスインシャンプー)

頭皮のアブラ・ニオイを髪きしまず洗いたい方に。
男の頭皮・毛髪研究から生まれた「ミクロ弾力泡」で毛穴のアブラ・ニオイをスッキリ落とし、泡立てた時からすすぐ時まできしまず洗える。
フケ・かゆみを防ぐ。(グリチルリチン酸ジカリウム)頭皮・毛髪の汗臭を防ぐ。

●Amazonカスタマーレビュー:5つ星のうち4.4と高評価
●[口コミ]
「泡立ち、洗い上がりはとても良いが、ショート以上の長さだと多少ゴワつくのでリンスインシャンプーですがコンディショナーが欲しくなってしまいます。」

「薬用でリンスインなので、洗髪がめんどうくさくない。
洗い上がりはしっとりで、あまりぱさつかず、次回も購入したい。」