脂肪溶解注射「カベリン」は、注射で脂肪細胞に直接アプローチし、顔や体の気になる部位をすっきりさせる美容医療施術です。
本記事では、カベリンの成分・効果・ダウンタイム・他の脂肪溶解注射との違い・料金まで詳しく解説します。
まとめ
本文の内容をまとめました。
詳しくは本文をご覧ください。
- 脂肪溶解注射「カベリン」は、デオキシコール酸(濃度1.0%)とホスファチジルコリン(PPC)を主な成分とし、脂肪細胞の細胞膜を破壊して溶解・排出を促す製剤です
- 脂肪溶解注射カベリンの効果として、顔・体の気になる部位に直接注射することで脂肪細胞の数を減らし、部分痩せ・小顔効果が期待でき、施術後2〜4週間で変化を感じ始め1〜2ヶ月でより明確になるとされています
- ステロイドを含まない製剤であり、ダウンタイムは腫れ・赤みが数日〜1週間程度、内出血は1〜2週間程度で、脂肪吸引のような長期的な安静が不要なことが特徴です
- 脂肪細胞そのものを破壊するためリバウンドしにくい一方、著しい体重増加が続くと新たな部位に脂肪が蓄積する可能性があるため、適切な生活習慣の維持も大切です
- 他の脂肪溶解注射との違いとして、BNLSは植物由来成分で腫れが少なく顔の細部向き、FATX COREは高濃度で体用途向き、レモンボトルは代謝促進型、VFDIは腫れを抑えたい方向きなど、製剤ごとに主成分・濃度・適した部位が異なります
- 脂肪溶解注射の選択は、自分の目的・部位・ダウンタイムへの許容度に合わせることが大切で、あご下・頬ならカベリン・チンセラプラス・BNLS、腫れを抑えたいならBNLS・VFDIなどが選ばれやすいです
- 脂肪溶解注射カベリンはHIFUやエラボトックスとの組み合わせも可能で、HIFUでたるみ改善・リフトアップ、エラボトックスで咬筋縮小と組み合わせることで脂肪・筋肉・皮膚の複数面からアプローチできます
- 脂肪溶解注射の料金を含む副作用・リスクを十分に理解した上で、信頼できるクリニックで施術を受けてください
カベリンとは
カベリンの基本情報を以下にまとめます。

カベリンの仕組み・作用メカニズム
カベリンは、脂肪細胞に直接作用してその細胞膜を破壊し、溶解・排出を促す脂肪溶解注射です。
主成分のデオキシコール酸が脂肪細胞の膜に取り込まれると、細胞内に浸透して細胞膜の構造を崩壊させます。
崩壊した脂肪細胞の内容物はリンパ管や血管を通じて体外へ排出され、脂肪細胞の数そのものを減らすことができます。
脂肪細胞が一度破壊されると再生しないため、施術部位の脂肪量が持続的に減少するのが特徴です。
カベリンの成分
カベリンの主成分はデオキシコール酸(濃度1.0%)であり、これに加えてホスファチジルコリン(PPC)が含まれています。
デオキシコール酸はヒトの胆汁酸に由来する天然成分で、体内で脂肪の乳化・吸収を助ける物質として知られています。
ホスファチジルコリンは細胞膜の成分のひとつであるリン脂質の一種で、脂肪の乳化・代謝をサポートします。
カベリンはステロイドを含まない製剤であるため、ステロイドによる副作用を避けたい方にも選ばれています。
皮下脂肪への働きかけ方
以下で皮下脂肪への働きかけ方について整理します。
- 脂肪細胞の細胞膜を破壊して溶解
- 溶解した脂肪はリンパ・血流で体外へ排出
- 脂肪細胞数が減少するため効果が持続しやすい
- ステロイド不使用の製剤
カベリンはこんな方におすすめ
カベリンが特に向いている方の特徴・条件を確認しましょう。
施術に向いているお悩み・部位
以下で施術に向いているお悩み・部位について整理します。
- あご下(二重あご)や首まわりのもたつきが気になる
- 頬・フェイスラインのふくらみを改善したい
- 腹部・太もも・ふくらはぎなどの部分痩せをしたい
- 腕・背中・わき腹の気になる脂肪を減らしたい
- 脂肪吸引のようなダウンタイムの長い手術は避けたい
- 注射のみで手軽に体型を整えたい
カベリンを受けられない方
以下でカベリンを受けられない方について整理します。
- 妊娠中・授乳中の方
- 施術部位に炎症・皮膚疾患がある方
- 薬剤成分(デオキシコール酸・ホスファチジルコリン等)にアレルギーがある方
- 重篤な肝臓・腎臓・心臓疾患がある方
- 血液凝固異常・出血性疾患がある方
- 18歳未満の方(クリニックにより異なる場合あり)
詳細な禁忌・適応については、各クリニックのカウンセリングで医師に直接ご確認ください。
カベリンで治療できる部位
以下でカベリンで治療できる部位について整理します。
| 部位カテゴリ | 主な施術部位 |
|---|---|
| 顔・フェイスライン | 頬、あご下(二重あご)、フェイスライン、こめかみ |
| 首・デコルテ | 首まわり、首のたるみ |
| 上半身 | 腕(二の腕)、背中、わき腹、腹部 |
| 下半身 | 太もも、ひざまわり、ふくらはぎ |
| その他 | 手の甲(血管の浮き出し改善目的の場合はクリニックにより対応が異なる) |
特にあご下・頬・フェイスラインの小顔治療としての需要が高く、1本あたり少量を複数箇所に注入することで自然な仕上がりが期待できます。
カベリンの特徴・メリット
カベリンには他の痩身治療と比較したときに際立つ特徴があります。
傷跡・ダウンタイムが少ない
カベリンは細い注射針を使用するため、施術後に残る傷跡はほとんど目立ちません。
注射針の刺し跡は極めて小さく、メイクで隠せる程度に収まることがほとんどです。
脂肪吸引のような切開を伴わないため、術後の大きな傷跡や長期的な安静が不要で、日常生活への影響も限られます。
腫れや赤みなどのダウンタイムが出ることはありますが、多くの場合は数日〜1週間程度で落ち着きます。
リバウンドしにくい理由
カベリンがリバウンドしにくいとされるのは、脂肪細胞の数自体を減らすことができるためです。
ダイエットでは脂肪細胞が縮小するだけで数は変わらないため、食事量が増えると再び膨張してリバウンドします。
一方、カベリンで破壊された脂肪細胞は再生しないため、施術後に体重が多少増加しても、同じ部位に脂肪が同じ量だけ戻るわけではありません。
ただし、著しい体重増加が続くと新たな部位に脂肪が蓄積する可能性があるため、適切な生活習慣の維持も大切です。
他の痩身施術と組み合わせることも可能
以下で他の痩身施術と組み合わせることも可能について整理します。
- HIFU(ウルセラ・ソノクイーン等)との組み合わせ
- エラボトックス(咬筋へのボトックス)との組み合わせ
- 高周波・RF機器を使った施術との組み合わせ
- ヒアルロン酸注入とのコンビネーション
カベリンと他の脂肪溶解注射との違い・比較
主要な脂肪溶解注射の特徴を比較して、カベリンとの違いを整理します。
BNLSとの違い
BNLSアルティメット(BNLS Ultimate)はデオキシコール酸を含まず、植物由来成分を中心とした製剤です。
カベリンと比較すると、BNLSは腫れが出にくく顔の細かい部位(目の下・口周りなど)への適応がしやすいとされます。
一方でカベリンはデオキシコール酸による強い脂肪溶解作用が特徴であり、特にあご下・頬などの脂肪が多めの部位への効果が期待しやすい傾向があります。
FATX COREとの違い
FATX CORE(ファットエックスコア)は、デオキシコール酸を高濃度で配合した製剤で、強力な脂肪溶解効果が特徴です。
脂肪溶解注射FATX COREは体幹や太もも等の体用としても使われることがあり、ボディラインの改善を重視したい方に選ばれる場合があります。
カベリンと比較すると、FATX COREは腫れや痛みが出やすい傾向があるため、顔への施術ではカベリンが選ばれることが多いです。
スルリムとの違い
スルリム(Slurrim)はデオキシコール酸とホスファチジルコリンを主成分とした製剤で、脂肪溶解効果と代謝促進を狙っています。
カベリンとは主成分の種類は近いものの、各成分の濃度や配合比率が異なります。
どちらも顔・体どちらにも使用できる製剤ですが、クリニックによって取り扱いや推奨部位が異なるため、カウンセリングで医師に確認するとよいでしょう。
ミケランジェロとの違い
ミケランジェロ(Michelangelo)はデオキシコール酸を主成分とし、体の輪郭形成を目的として設計された製剤です。
ボディ用途での使用実績があり、腹部や太ももなど皮下脂肪が厚い部位への施術に用いられることがあります。
カベリンは顔・体両方への適応が広いのに対し、ミケランジェロはボディのシェイプアップを目標とした用途で用いられる場合が多いです。
JUNOとの違い
JUNO(ジュノ)はデオキシコール酸を高濃度で配合した比較的新しい脂肪溶解注射です。
溶解効果が高い反面、施術後の腫れや痛みも出やすい場合があるとされており、施術部位や患者の状態に応じた選択が必要です。
カベリンに比べて高濃度のデオキシコール酸を含む製剤のため、強い効果を求める方に用いられることがありますが、ダウンタイムの長さにも留意が必要です。
チンセラプラスとの違い
チンセラプラス(Chinsera Plus)はあご下(chin)専用として開発された製剤で、デオキシコール酸を主成分としています。
「チンセラ」「チンセラプラス」は特にあご下の二重あご解消に特化しており、小顔治療に用いられることが多いです。
カベリンはあご下だけでなく頬や体幹等にも幅広く使えるため、複数部位を同時に治療したい場合はカベリンが選ばれることもあります。
VFDIとの違い
VFDI(ブイエフディアイ)は植物由来成分を主体とした脂肪溶解注射で、人参(ジンセン)エキスなどの成分を含む「VFDI人参」といった製品もあります。
VFDIは腫れが比較的少なく、細かい部位にも使いやすいとされており、口コミではダウンタイムの少なさが評価される傾向があります。
カベリンのようなデオキシコール酸を含む製剤と比べると脂肪溶解効果の即効性は穏やかですが、腫れを極力抑えたい方に向いています。
レモンボトルとの違い
レモンボトルはリボフラビン(ビタミンB2)やレシチン等を主成分とした脂肪溶解注射で、代謝促進・脂肪分解を主な目的とした製剤です。
カベリンとレモンボトルの違いは主成分にあり、カベリンはデオキシコール酸による細胞膜破壊型、レモンボトルは代謝促進型という性格の違いがあります。
腫れにくいという特徴からレモンボトルを選ぶ方もいますが、強い脂肪溶解効果を求める場合はカベリンが選ばれることが多いです。
ステロイドあり・なし製剤の違い
脂肪溶解注射のなかには腫れや炎症を抑える目的でステロイドを配合した製剤があります。
ステロイドありの製剤はダウンタイムの腫れを軽減する効果が期待できる一方、長期的なステロイドの副作用(皮膚萎縮・色素沈着など)が懸念されることがあります。
カベリンはステロイドを含まない製剤であり、ステロイドの副作用を避けたい方や、繰り返し治療を受けたい方に選ばれる理由のひとつとなっています。
デオキシコール酸の濃度による違い
以下でデオキシコール酸の濃度による違いについて整理します。
| 製剤名 | 主成分 | デオキシコール酸濃度(目安) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| カベリン | デオキシコール酸、PPC | 約1.0% | 顔・体対応、ステロイドなし |
| BNLS アルティメット | 植物由来成分 | 含まない | 腫れが少ない、顔向き |
| FATX CORE | デオキシコール酸(高濃度) | 1.0〜2.0%以上 | 強い溶解効果、体用途 |
| JUNO | デオキシコール酸 | 高濃度 | 強力、ダウンタイムあり |
| チンセラプラス | デオキシコール酸 | 1.0%前後 | あご下特化 |
| スルリム | デオキシコール酸、PPC | 0.5〜1.0% | 顔・体対応 |
| VFDI | 植物由来(人参エキス等) | 含まない | 腫れ少なめ |
| レモンボトル | リボフラビン、レシチン等 | 含まない | 代謝促進型 |
| ミケランジェロ | デオキシコール酸 | 高濃度 | ボディシェイプ向け |
※濃度はメーカー・製品バージョンによって異なります。詳細は各クリニックにお問い合わせください。
こんな人にはこの薬剤がおすすめ
以下でこんな人にはこの薬剤がおすすめについて整理します。
- あご下・頬などの部分痩せをしたい方→ カベリン・チンセラプラス・BNLS
- 体幹・太ももなど体の脂肪を減らしたい方→ FATX CORE・ミケランジェロ・JUNO
- 腫れを最小限に抑えたい方→ BNLS アルティメット・VFDI・レモンボトル
- ステロイドなしの製剤を希望する方→ カベリン・BNLS
- 繰り返し施術を受けたい方→ ステロイド不使用のカベリン・BNLSが選ばれやすい
カベリンとHIFU・エラボトックスとの違い
カベリンは脂肪を直接溶解する注射ですが、顔痩せ・小顔を目的とした施術にはHIFUやエラボトックスもよく比較されます。
HIFUとの違い
以下でHIFUとの違いについて整理します。
| 比較項目 | カベリン(脂肪溶解注射) | HIFU |
|---|---|---|
| 主な目的 | 部分的な脂肪減少 | たるみ改善・リフトアップ |
| 作用対象 | 脂肪細胞 | 皮膚深部・SMAS層 |
| 施術方法 | 注射 | 機器照射 |
| 効果の出る時期 | 数週間〜2ヶ月 | 1〜3ヶ月 |
| ダウンタイム | 腫れ・赤み(数日〜1週間) | 少ない(ほぼなし) |
エラボトックスとの違い
エラボトックスは咬筋(えら)にボトックス(ボツリヌス毒素)を注射し、筋肉を萎縮させることでフェイスラインをすっきり見せる施術です。
カベリンが脂肪細胞の溶解を目的とするのに対し、エラボトックスは筋肉(咬筋)の縮小を目的とするため、適した悩みが異なります。
エラの張りが咬筋の発達によるものであればエラボトックスが効果的であり、頬や下フェイスラインの脂肪が原因の場合はカベリンが適しています。
カベリンとエラボトックスを組み合わせることで、脂肪・筋肉両面からフェイスラインにアプローチすることも可能です。
症例写真
カベリンの施術効果は実際の症例写真で確認するとイメージしやすいです。
施術前後の症例写真は各クリニックの公式サイトや院内資料で公開されていることが多く、カウンセリング時に見せてもらうことができます。
あご下・頬・腹部など部位別の症例を複数確認し、自身の希望と近いケースを担当医師に相談するとよいでしょう。
なお、効果の出方には個人差があるため、症例写真と同じ仕上がりを必ずしも保証するものではありません。
施術の流れ
カベリンの施術は大まかに以下のステップで進みます。
カウンセリング・診察
初回はまず医師・スタッフによる丁寧なカウンセリング・診察から始まります。
希望する部位・悩み・既往症・アレルギーの有無などを確認し、カベリンが適しているかどうかを医師が判断します。
施術の効果・リスク・副作用・料金についても詳しく説明を受け、納得した上で施術を進めることが大切です。
施術当日の流れ
以下で施術当日の流れについて整理します。
- 洗顔・メイクオフ(顔への施術の場合)
- 施術部位のマーキング・消毒
- 必要に応じて麻酔クリームまたは局所麻酔を使用
- 注射針でカベリンを皮下脂肪層へ注入
- 注入後の確認・冷却処置
- 医師による仕上がり確認・アフターケアの説明
施術時間は部位・本数にもよりますが、一般的に15〜30分程度で完了することが多いです。
アフターケア・通院
施術後は腫れ・赤みが出る場合があるため、保冷剤等で冷却するよう案内されることがあります。
経過観察のための通院が必要かどうかはクリニックにより異なりますが、副作用や気になる症状が出た場合はすぐに相談できる体制を確認しておくと安心です。
効果の確認・追加施術の計画については、施術から4〜8週間後を目安に再診を設定するクリニックが多いです。
ダウンタイム・術後の過ごし方
施術後のダウンタイムと注意事項を事前に把握しておきましょう。
ダウンタイムの期間と症状
以下でダウンタイムの期間と症状について整理します。
| 症状 | 出現しやすい時期 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 腫れ・むくみ | 施術直後〜翌日 | 3日〜1週間程度 |
| 赤み | 施術直後 | 数時間〜2〜3日 |
| 内出血 | 施術直後〜翌日 | 1〜2週間程度 |
| 硬結(しこり感) | 施術後数日〜 | 数週間で自然軽快することが多い |
| 熱感・かゆみ | 施術後〜数日 | 数日程度 |
術後の痛みについて
施術中はデオキシコール酸による灼熱感・刺すような痛みを感じることがあります。
麻酔クリームや局所麻酔を事前に使用することで痛みを大幅に軽減できるクリニックが多いため、痛みに不安がある場合は事前に相談することをおすすめします。
施術後も数日間、施術部位に鈍痛や圧迫感が残ることがありますが、多くの場合は市販の鎮痛薬(医師の指示に従って使用)で対処できる程度です。
日常生活での注意点
以下で日常生活での注意点について整理します。
- 施術当日は激しい運動・長時間の入浴・飲酒を避ける
- 施術部位を強くこすったり押したりしない
- 日焼けや強い紫外線への露出を避ける(特に顔への施術後)
- 腫れがひどい場合は患部を冷やして安静にする
- 施術後1〜2日はメイクを控えることが望ましい(クリニックの指示に従う)
- 気になる症状が続く場合は早めにクリニックに相談する
効果・回数・間隔の目安
カベリンの効果・回数・治療スケジュールの目安を確認しましょう。
1回でも効果はある?
カベリンは1回の施術でも脂肪細胞に一定のダメージを与えることができるため、効果を実感できる方もいます。
ただし、脂肪の量や部位によっては1回では十分な変化が得られないことも多く、複数回の施術を組み合わせることでより明確な効果が期待できます。
効果を感じるまでの期間
施術後すぐに変化が現れるわけではなく、溶解した脂肪が代謝・排出されるまでに時間がかかります。
一般的に、施術後2〜4週間で変化を感じ始め、1〜2ヶ月で効果がより明確になるとされています。
腫れが引いてから初めて変化に気づく方も多いため、施術直後の状態だけで効果を判断しないことが大切です。
推奨回数と治療間隔
以下で推奨回数と治療間隔について整理します。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 1コースの施術回数 | 3〜5回(部位・脂肪量によって異なる) |
| 施術間隔 | 4〜8週間に1回 |
| 効果が安定するまでの期間 | 最終施術後1〜2ヶ月 |
施術回数や間隔は個人の体質・脂肪の量・目標とする仕上がりによって異なるため、担当医師と相談しながら計画を立てることをおすすめします。
効果の限界・副作用・リスク
カベリンの効果の範囲と起こりうるリスクを正しく理解することが重要です。
たるみへの効果はない
カベリンは脂肪細胞に直接作用する製剤であり、皮膚のたるみや弾力の改善を目的とした施術ではありません。
脂肪が多い方の場合、脂肪溶解後に皮膚が余ってたるみが生じるリスクがあります。
特にある程度皮膚の弾力が低下した方では、脂肪を減らすことでたるみが目立つ可能性があるため、医師に事前に相談することが大切です。
たるみも同時に改善したい場合はHIFUや糸リフト等との組み合わせを検討するとよいでしょう。
体重増加による見た目の変化
カベリンで破壊した脂肪細胞は再生しませんが、施術後に体重が大幅に増加すると残存する脂肪細胞が肥大化したり、別の部位に脂肪が蓄積されたりすることがあります。
施術後の効果を長く維持するためには、バランスの取れた食事と適度な運動を継続することが大切です。
主な副作用と対処法
以下で主な副作用と対処法について整理します。
| 副作用 | 対処法・補足 |
|---|---|
| 腫れ・むくみ | 冷却・安静。数日〜1週間で改善することが多い |
| 内出血 | 自然に吸収される。メイクで隠すことも可能 |
| 硬結(しこり) | 数週間で自然に軽快することが多い。改善しない場合は受診を |
| 色素沈着 | 日焼け対策・保湿。ビタミンC等の美白ケアが有効な場合もある |
| アレルギー反応 | 施術前のアレルギー確認が重要。異変があればすぐにクリニックへ |
| 皮膚壊死(まれ) | 適切な投与量・技術で予防。異常な症状は速やかに受診を |
副作用の多くは一時的なものですが、気になる症状が長引く場合や急速に悪化する場合は速やかにクリニックに相談してください。
料金・費用
以下で料金・費用について整理します。
| 施術内容 | 一般的な料金の目安 |
|---|---|
| カベリン1本(1バイアル) | 5,000円〜15,000円前後 |
| 顔(あご下・両頬など複数部位) | 20,000円〜50,000円前後 |
| 体(腹部・太もも等) | 30,000円〜80,000円前後 |
| まとめて複数回のコース | コース割引があるクリニックも多い |
料金は使用する本数・濃度・施術部位の広さ・クリニックの立地や技術料によって大きく変わります。
カウンセリング時に必要本数の目安と総額を確認し、納得した上で施術を受けることをおすすめします。
また、初回限定価格やモニター価格を設定しているクリニックもあるため、各クリニックに直接お問い合わせください。
よくある質問
カベリンに関してよく寄せられる質問をまとめました。
カベリンは痛いですか?
注射時にチクッとした刺激と、デオキシコール酸による灼熱感を感じることがあります。
麻酔クリームや局所麻酔を使用することで痛みを軽減できるため、痛みに不安がある方は事前にクリニックに相談することをおすすめします。
個人差はありますが、施術自体は短時間で終わるため、多くの方が我慢できる範囲と感じています。
カウンセリング当日に施術できますか?
カウンセリングと施術を同日に行えるクリニックは多いですが、初回カウンセリングは十分な説明と確認のため別日としているクリニックもあります。
当日施術を希望する場合は予約時に確認しておくとスムーズです。
また、麻酔クリームを使用する場合は塗布後に一定の待機時間が必要なため、余裕を持ったスケジュールで来院することをおすすめします。
施術後にマッサージは必要ですか?
カベリンの施術後は、基本的にマッサージは不要とされることがほとんどです。
施術部位を無理に押したりこすったりすると炎症や内出血を悪化させる恐れがあるため、施術後しばらくは患部への刺激を避けてください。
マッサージの可否・タイミングについては、施術を受けたクリニックの指示に従うことが大切です。
治療をやめたら元に戻りますか?
カベリンで破壊された脂肪細胞は再生しないため、施術後に脂肪細胞の数自体が戻ることはありません。
ただし、生活習慣が乱れて体重が大幅に増加した場合、残存する脂肪細胞が肥大化したり、別の部位に脂肪が蓄積されたりすることで、見た目が変化する可能性があります。
施術後も適切な食事・運動習慣を維持することで、より長く効果を保ちやすくなります。
まとめ
脂肪溶解注射 カベリンは、脂肪細胞を直接破壊してリバウンドしにくい部分痩せを目指せる製剤で、ダウンタイムが比較的短く、他の施術との組み合わせも可能です。
自分の目的や部位に合った選択のために、まずは信頼できるクリニックへご相談ください。
本記事は2026年09月11日時点の情報をもとに作成しています。詳しくは免責事項をご確認ください。

