ダイエット薬をオンラインで処方してもらう方法と選び方

ダイエット薬のオンライン診療では、スマートフォンやパソコンから医師の診察を受け、GLP-1受容体作動薬などの処方薬を自宅に届けてもらえます。
本記事では、おすすめクリニックの比較・費用・副作用・失敗しない選び方を詳しく解説します。

  1. ダイエット薬のオンライン診療とは
    1. 医療ダイエットの定義
    2. オンライン診療の仕組みと一般的な流れ
    3. 対面診療との違い
  2. オンライン診療で処方されるダイエット薬の種類と特徴
    1. リベルサス
    2. マンジャロ
    3. オゼンピック
    4. ウゴービ・ゼップバウンド
    5. SGLT2阻害薬
    6. 漢方薬
  3. ダイエット薬オンライン診療のおすすめクリニック一覧
    1. クリニック名①│特徴・料金・対応薬剤
    2. クリニック名②│特徴・料金・対応薬剤
    3. クリニック名③│特徴・料金・対応薬剤
    4. クリニック比較表
    5. こんな人にはこのクリニックがおすすめ
  4. 失敗しないクリニックの選び方
    1. 薬代・診察料・送料のトータルコストで比較する
    2. 定期プランの仕組みと解約条件を確認する
    3. 将来的な薬剤の切り替えに対応できるか確認する
    4. 副作用への相談体制と診察料の関係を確認する
    5. 目的別おすすめクリニック早見表
  5. ダイエット薬オンライン診療にかかる費用と保険適用
    1. 料金を構成する4つの要素
    2. 主要薬剤の月額トータルコスト比較
    3. 保険適用される条件とされない理由
    4. 医療費控除の適用可否
  6. リベルサスとマンジャロはどちらがよいか
    1. 体重減少効果の比較
    2. 費用の比較
    3. 副作用の比較
    4. 投与方法と利便性の比較
    5. 目的別の選び方・判断基準
  7. 副作用と安全性に関する注意点
    1. よくある副作用
    2. 注意が必要な重大な副作用
    3. GLP-1薬を使用できない方
    4. 副作用が出た場合の対処法
  8. 定期購入・解約トラブルを避けるための注意点
    1. よくあるトラブル事例
    2. 契約前に確認すべき解約条件
    3. トラブル時の相談窓口

ダイエット薬のオンライン診療とは

医師によるオンライン診察でダイエット薬を処方してもらう仕組みと、その全体像を確認しましょう。
ダイエット薬をオンラインで処方してもらう方法と選び方

医療ダイエットの定義

以下で医療ダイエットの定義について整理します。

  • GLP-1受容体作動薬(リベルサス・マンジャロ・オゼンピック等)
  • SGLT2阻害薬(カナグル・ルセフィ等)
  • 食欲抑制薬(サノレックス)
  • 脂肪吸収抑制薬(ゼニカル系)
  • 漢方薬(防風通聖散・防已黄耆湯等)

オンライン診療の仕組みと一般的な流れ

以下でオンライン診療の仕組みと一般的な流れについて整理します。

ステップ 内容
①クリニック選び・予約 Webサイトまたはアプリから診察日時を予約する
②問診票の入力 身長・体重・既往歴・服用中の薬などを事前入力する
③ビデオ診察 医師がオンラインで問診・体重確認・薬の適応判断を行う
④薬の処方・配送 処方決定後、薬局または直接クリニックから自宅に配送される
⑤定期フォロー 月1回程度の経過確認診察でプランを調整する

対面診療との違い

以下で対面診療との違いについて整理します。

項目 オンライン診療 対面診療
通院の必要性 不要(自宅から受診可) 必要
待ち時間 短い(予約制が多い) 長くなる場合がある
処方可能な薬剤 やや制限あり(麻薬性薬剤等は不可) 制限が少ない
身体検査 血液検査等は別途受診が必要 院内で実施可能
費用 薬代+配送料が加算される場合あり 交通費が別途かかる
初診対応 可能(クリニックによる) 可能

オンライン診療で処方されるダイエット薬の種類と特徴

オンライン診療で扱われる主なダイエット薬の特徴を種類別に確認しましょう。

リベルサス

以下でリベルサスについて整理します。

項目 詳細
有効成分 セマグルチド
投与方法 内服(飲み薬)
用量 3mg・7mg・14mg
服用タイミング 起床後すぐ(空腹時)
国内承認 2型糖尿病治療薬として承認(肥満症への適応は保険適用外)
月額目安 約4,000〜15,000円(クリニックによる)

マンジャロ

以下でマンジャロについて整理します。

項目 詳細
有効成分 チルゼパチド
投与方法 週1回皮下注射
用量 2.5mg〜15mg(段階的増量)
期待効果 試験では平均15〜22.5%の体重減少
月額目安 約30,000〜60,000円(用量による)

オゼンピック

以下でオゼンピックについて整理します。

項目 詳細
有効成分 セマグルチド(注射剤)
投与方法 週1回皮下注射
用量 0.25mg→0.5mg→1mg(段階的増量)
国内承認 2型糖尿病治療薬として承認済み
月額目安 約20,000〜40,000円

ウゴービ・ゼップバウンド

以下でウゴービ・ゼップバウンドについて整理します。

薬剤名 成分 用量 保険適用
ウゴービ セマグルチド 週1回最大2.4mg 条件付きで適用あり
ゼップバウンド チルゼパチド 週1回最大15mg 日本では審査中

SGLT2阻害薬

以下でSGLT2阻害薬について整理します。

  • カナグル(カナグリフロジン):1日1回内服
  • ルセフィ(ルセオグリフロジン):1日1回内服
  • フォシーガ(ダパグリフロジン):1日1回内服、慢性腎臓病にも適応あり
  • ジャディアンス(エンパグリフロジン):1日1回内服

漢方薬

以下で漢方薬について整理します。

薬剤名 向いている体質 主な作用
防風通聖散 実証・便秘・腹部に脂肪が多い 脂肪燃焼・便通改善
防已黄耆湯 虚証・水太り・疲れやすい むくみ解消・水分代謝改善
大柴胡湯 実証・ストレス太り・肩こり 代謝促進・ストレス緩和

ダイエット薬オンライン診療のおすすめクリニック一覧

主要クリニックの特徴・料金・対応薬剤を比較して、自分に合った選択肢を確認しましょう。

クリニック名①│特徴・料金・対応薬剤

以下でクリニック名①│特徴・料金・対応薬剤について整理します。

項目 内容
クリニック名 クリニックフォア
診察形式 オンライン・対面両対応
主な対応薬剤 リベルサス・オゼンピック・マンジャロ・漢方薬等
診察料目安 初診料・再診料あり(公式サイト参照)
特徴 全国に実店舗あり、副作用相談体制が充実

*参照:クリニックフォア

クリニック名②│特徴・料金・対応薬剤

以下でクリニック名②│特徴・料金・対応薬剤について整理します。

項目 内容
クリニック名 DMMオンラインクリニック
診察形式 オンラインのみ
主な対応薬剤 GLP-1薬・漢方薬等(公式サイト参照)
特徴 女性向けプラン充実・アプリ操作が簡単
定期プラン あり

*参照:DMMオンラインクリニック

クリニック名③│特徴・料金・対応薬剤

以下でクリニック名③│特徴・料金・対応薬剤について整理します。

項目 内容
クリニック名 渋谷駅前おおしま皮膚科
診察形式 オンライン対応あり
主な対応薬剤 リベルサス・GLP-1薬
リベルサス月額目安 4,290円〜
特徴 価格透明性が高く初診からオンライン完結

*参照:渋谷駅前おおしま皮膚科

クリニック比較表

以下でクリニック比較表について整理します。

クリニック名 主な対応薬剤 リベルサス月額目安 対面対応 女性向けプラン
クリニックフォア リベルサス・マンジャロ・漢方等 公式参照
DMMオンラインクリニック GLP-1薬・漢方等 公式参照 ×
渋谷おおしま皮膚科 リベルサス・GLP-1薬 4,290円〜

こんな人にはこのクリニックがおすすめ

以下でこんな人にはこのクリニックがおすすめについて整理します。

  • 対面診療と併用したい方→ クリニックフォア(全国に実店舗あり)
  • 女性向けプランを重視したい方→ DMMオンラインクリニック
  • とにかく費用を抑えたい方→ 渋谷駅前おおしま皮膚科(リベルサス4,290円〜)
  • マンジャロ・オゼンピック等の注射薬を希望する方→ クリニックフォア等複数薬剤対応クリニック
  • 漢方薬を希望する方→ 漢方対応クリニックを明示しているクリニックを選ぶ

失敗しないクリニックの選び方

クリニック選びで後悔しないために確認すべきポイントを整理しておきましょう。

薬代・診察料・送料のトータルコストで比較する

以下で薬代・診察料・送料のトータルコストで比較するについて整理します。

  • 初診料・再診料(毎月発生するかどうかを確認)
  • 薬代(用量・プランによって大きく変わる)
  • 送料(無料か有料かを確認)
  • 定期プランの最低継続期間・解約時の違約金

定期プランの仕組みと解約条件を確認する

以下で定期プランの仕組みと解約条件を確認するについて整理します。

確認項目 チェックポイント
最低継続回数 何回(何か月)継続が必須か
解約方法 電話のみ・Web可・LINE可など
解約期限 次回発送〇日前までに連絡が必要か
違約金・キャンセル料 発生する場合の金額

将来的な薬剤の切り替えに対応できるか確認する

ダイエット治療では体重減少の停滞期に薬剤を変更したり、副作用のために別の薬に切り替えるケースが少なくないため、複数の薬剤に対応しているクリニックを選ぶと長期的な治療継続がスムーズです。
リベルサスから始めてマンジャロに切り替えたい場合や、GLP-1薬に加えてSGLT2阻害薬や漢方薬を組み合わせたい場合など、治療の途中でニーズが変わることは珍しくありません。
リベルサス・マンジャロ・オゼンピック・漢方薬など複数の薬剤を取り扱っているクリニックを選ぶことで、クリニックを乗り換える手間を省けます。

副作用への相談体制と診察料の関係を確認する

副作用が出た際に追加費用なしで相談できる体制があるかどうかは、クリニック選びにおいて安全性の観点から非常に重要な確認ポイントです。
GLP-1薬・SGLT2阻害薬は消化器症状などの副作用が出やすく、開始初期に医師への相談が必要になるケースが多くあります。
「副作用相談は再診料が発生する」クリニックでは、費用を気にして相談を後回しにしてしまうリスクがあります。
LINEや問い合わせフォームで気軽に相談できる体制があるか、夜間・休日対応の有無も合わせて確認しましょう。

目的別おすすめクリニック早見表

以下で目的別おすすめクリニック早見表について整理します。

目的・状況 優先して確認すべき条件
とにかく費用を抑えたい トータルコスト・定期プランの最低価格
注射が苦手で内服薬希望 リベルサス対応・内服薬プランの有無
高い減量効果を求める マンジャロ・チルゼパチド対応の有無
女性特有の体質を考慮したい 女性向けプランの有無・ホルモン対応
副作用が不安 副作用相談体制・追加診察料の有無
長期継続を検討している 複数薬剤対応・薬剤切り替えの柔軟性

ダイエット薬オンライン診療にかかる費用と保険適用

費用の内訳と保険適用条件を正確に把握しておくことが、賢いクリニック選びの第一歩です。

料金を構成する4つの要素

以下で料金を構成する4つの要素について整理します。

費用要素 相場目安 注意点
初診料 0〜3,000円程度 初回のみ発生するクリニックが多い
再診料(診察料) 0〜2,000円程度/月 毎月発生するクリニックとしないクリニックがある
薬代 薬剤・用量により大きく異なる リベルサス3mgと14mgでは価格差が大きい
送料 0〜700円程度 定期購入で無料になるクリニックが多い

主要薬剤の月額トータルコスト比較

以下で主要薬剤の月額トータルコスト比較について整理します。

薬剤名 月額目安(自由診療) 備考
リベルサス3mg 4,000〜8,000円 最も手頃なGLP-1内服薬
リベルサス7mg 8,000〜15,000円 増量時
リベルサス14mg 15,000〜25,000円 最高用量
オゼンピック 20,000〜40,000円 週1回注射
マンジャロ 30,000〜60,000円 用量により大きく変動
SGLT2阻害薬 5,000〜15,000円 自由診療での処方
漢方薬 3,000〜8,000円 最も費用が抑えやすい

保険適用される条件とされない理由

以下で保険適用される条件とされない理由について整理します。

  • BMI35以上、または
  • BMI27以上で高血圧・糖尿病・脂質異常症・睡眠時無呼吸症候群のいずれかの合併症を有する
  • 専門医療機関で食事療法・運動療法と併用する
  • 管理栄養士等による栄養指導を受ける

オンライン診療での自由診療処方は保険適用外となるため、美容・予防目的での利用者は全額自己負担となります。

医療費控除の適用可否

以下で医療費控除の適用可否について整理します。

利用目的 医療費控除の可否
肥満症治療(医師の診断あり) 対象となる可能性あり
美容・予防目的のダイエット 対象外となることが多い
保険診療の肥満症治療 対象

リベルサスとマンジャロはどちらがよいか

2大人気薬剤の違いを体重効果・費用・副作用・投与方法の4軸で徹底比較します。

体重減少効果の比較

以下で体重減少効果の比較について整理します。

薬剤 平均体重減少量 臨床試験名
リベルサス14mg 約4〜5kg(体重の約4〜5%) PIONEER試験
オゼンピック(注射) 約6〜10kg SUSTAIN試験
マンジャロ15mg 体重の平均22.5% SURMOUNT試験

費用の比較

以下で費用の比較について整理します。

薬剤 月額目安 年間コスト目安
リベルサス3mg 4,000〜8,000円 48,000〜96,000円
リベルサス14mg 15,000〜25,000円 180,000〜300,000円
マンジャロ5mg 30,000〜40,000円 360,000〜480,000円
マンジャロ15mg 50,000〜70,000円 600,000〜840,000円

副作用の比較

以下で副作用の比較について整理します。

副作用 リベルサス マンジャロ
悪心・嘔吐 比較的軽度 やや出やすい傾向
下痢 あり あり
便秘 あり あり
注射部位反応 なし(内服) あり(注射薬)

投与方法と利便性の比較

以下で投与方法と利便性の比較について整理します。

項目 リベルサス マンジャロ
投与方法 1日1回内服 週1回皮下注射
注射の有無 不要 必要
服用タイミングの制約 あり(空腹時・服用後30分制限) なし(曜日を決めて投与)
携帯しやすさ ◎(錠剤) △(注射ペン・要冷蔵)

目的別の選び方・判断基準

以下で目的別の選び方・判断基準について整理します。

  • 注射が苦手・初めてGLP-1薬を使う方→ リベルサス
  • より高い体重減少効果を求める方→ マンジャロ
  • 費用を抑えたい方→ リベルサス
  • 毎日の服薬管理が難しい方→ マンジャロ(週1回)
  • BMIが高く合併症リスクがある方→ 医師と相談のうえマンジャロも検討

副作用と安全性に関する注意点

ダイエット薬を安全に使うために、副作用と禁忌事項を事前に確認しておきましょう。

よくある副作用

以下でよくある副作用について整理します。

  • 悪心・吐き気(最も多い)
  • 嘔吐
  • 下痢・軟便
  • 便秘
  • 腹部膨満感・胃もたれ
  • 食欲低下(これ自体が治療効果でもある)

これらの症状は用量を急激に増やしたときに強く出やすいため、医師の指示に従って段階的に増量することが重要です。

注意が必要な重大な副作用

以下で注意が必要な重大な副作用について整理します。

副作用名 主な症状 対処
急性膵炎 激しい腹痛・背中の痛み・嘔吐 直ちに服用中止・医療機関受診
低血糖 冷や汗・動悸・手の震え・意識障害 糖分摂取・重症時は救急対応
甲状腺腫瘍 動物実験で報告(ヒトへの影響は不明) 甲状腺疾患の既往がある方は使用不可
アナフィラキシー じんましん・呼吸困難・血圧低下 直ちに救急対応
胆嚢・胆道疾患 右上腹部痛・発熱 医療機関受診

GLP-1薬を使用できない方

以下でGLP-1薬を使用できない方について整理します。

  • 甲状腺髄様癌またはその既往がある方
  • 多発性内分泌腫瘍症2型(MEN2)の方
  • 膵炎の既往がある方
  • 重度の腎機能障害・肝機能障害がある方
  • 妊娠中・妊娠を計画している方・授乳中の方
  • 1型糖尿病の方
  • 本剤成分に対してアレルギーのある方

副作用が出た場合の対処法

副作用が出た場合は自己判断で服用を続けず、処方クリニックに連絡して医師の指示を仰ぐことが最優先です。
軽度の悪心・下痢などは一時的に用量を下げることで改善するケースが多くあります。
急性膵炎を疑う激しい腹痛・アナフィラキシーを疑う呼吸困難などの重篤な症状が出た場合は、直ちに服用を中止して救急医療機関を受診してください。
クリニックのLINEや問い合わせフォームで相談できる体制があるかを、契約前に確認しておくことが重要です。

定期購入・解約トラブルを避けるための注意点

定期購入のトラブルは事前の情報確認で大半を防げるため、契約前に必ず確認すべき事項を把握しましょう。

よくあるトラブル事例

以下でよくあるトラブル事例について整理します。

  • 「解約しようとしたが電話が繋がらない」
  • 「最低継続回数を知らずに契約し、途中解約で高額の違約金を請求された」
  • 「薬の送付を止めたにもかかわらず翌月も課金された」
  • 「副作用が出て使用を中止したいのに解約できなかった」
  • 「定期購入の解約期限が次回発送の7日前までで間に合わなかった」

*参照:国民生活センター
*参照:国民生活センター(最新)

契約前に確認すべき解約条件

以下で契約前に確認すべき解約条件について整理します。

確認項目 確認の仕方
最低継続回数・期間 特定商取引法表示ページ・申し込みページを精読
解約方法(電話・Web・LINE) 解約ページまたはFAQを事前に確認
解約締切日(発送何日前か) 規約の「解約・返品・キャンセル」の項目を確認
返金・返品の可否 開封済み薬の返品ができるかを確認
違約金・解約手数料 「違約金」「解約手数料」でページ内検索

トラブル時の相談窓口

以下でトラブル時の相談窓口について整理します。

  • 消費者ホットライン:188(最寄りの消費生活センターにつながる)
  • 国民生活センター:電話・Webで相談受付
  • 各都道府県の消費生活センター:対面相談も可能
  • 厚生労働省 医政局:医療機関に関するトラブルの相談窓口
【免責事項】
本記事は2026年09月02日時点の情報をもとに作成しています。詳しくは免責事項をご確認ください。