ヨーグルトのホエイ(ホエー)とはヨーグルトの表面に溜まった液体のことです。
実はホエイ(ホエー)は栄養が豊富なんです。
ヨーグルトのホエイ(ホエー)の栄養成分・効果・活用方法・作り方等に関する疑問についてスッキリ解説します。

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ヨーグルトのホエイ(ホエー)とは?

水切りヨーグルト

ヨーグルトを静かに放置しておくと上部に液体が溜まることがあるが、これも乳清である。
出典:Wikipedia~乳清

要は上澄み液ですね。

では、「乳清」とは何なのか?

乳清(にゅうせい)または乳漿(にゅうしょう)とは、乳(牛乳)から乳脂肪分やカゼインなどを除いた水溶液である。日本では英語風にホエイまたはホエー(英: whey [hwei])とも呼ばれるが、英語圏では一般的に H は発音されないのでウェイまたはウエイと呼ばれる。
出典:Wikipedia~乳清

確かにヨーグルトを作ると、ヨーグルトの表面に液(水分)がたまります。
市販のヨーグルトも封を開けるとホエイ(ホエー)が溜まっていることが多いです。

しかし、なぜ、ホエイ(ホエー)が溜まったのでしょうか?

ヨーグルトは、牛乳のタンパク質であるカゼインが乳酸菌の働きによって固まってできたもの。

この固まりの中には、原料乳の中の水分や水溶性タンパク質のアルブミン、グロブリンなどが包み込まれています。

発酵が進むと固まりが少し収縮するため、ホエーが外に分離してきます。

未開封の状態で蓋を開けた時にも、同じようにホエーが分離していることがありますが、これは商品が運ばれる時の振動などで、ホエーが出てきたためです。
出典:ヨーグルトの表面に出てくる水分(ホエイ)、食べても大丈夫?
https://www.glico.com/jp/enjoy/contents/hoei/

元々、原料の牛乳や豆乳に含まれていた水分なのですね。
ちなみにヨーグルトだけでなく、チーズを作る時もホエイが溜まります。

ヨーグルトのホエイ(ホエー)が何を指すのかは分かりました。
では、ホエイ(ホエー)には栄養があるのでしょうか?

ヨーグルトのホエイ(ホエー)の栄養

この水分の名前はホエー(乳清)というもので、乳成分の一部。
水溶性のたんぱく質やミネラル、ビタミンなどの栄養が含まれているので、捨てずに食べてください。
出典:ヨーグルトの表面に出てくる水分(ホエー)、食べても大丈夫?
https://www.glico.com/jp/enjoy/contents/hoei/

具体的にはホエイ(ホエー)の栄養は、70%が乳糖、10%が塩分、15%がタンパク質、5%が脂質です。

特にホエイの栄養成分として注目を集めているのがタンパク質です。

このホエイタンパクを構成するアミノ酸は、卵のタンパク質にも引けを取らず、必須アミノ酸の含有量が非常に高いんですね。
※必須アミノ酸は、体内では作られない為、食品から積極的に摂る必要のある栄養素です。

ヨーグルトのホエイ(ホエー)の効果

ホエイ(ホエー)には以下の効果があります。

非常に栄養価が高い
速やかに吸収される
筋肉を増強する

ヨーグルトのホエイ(ホエー)の活用方法

ヨーグルトのホエイ(ホエー)は上記の3つの特長がある為、さまざまな形で製品化されています。

非常に栄養価が高い⇒母乳の代替食品

調製粉乳にホエイを配合することで、より母乳に近い成分比率の粉乳が作られています。

速やかに吸収される⇒高齢者向けの食品

高齢者は成人よりもタンパク質をたくさん摂取する必要があります。
何故なら、年齢と共に筋肉が減少していくからです。

最近では、健康寿命を伸ばすという観点からも筋肉量を増やす、あるいは減らさない取り組みがなされています。

「健康で長生きのご長寿は肉を良く食べている」というのは良く知られています。

ホエイを使った食品は、タンパク質の合成を促すため、高齢者にとって非常に有用な食品です。

筋肉量や筋肉層を強化⇒アスリート向け商品

運動後の疲労した筋肉を効率的に機能回復させ、免疫力を高めたり、筋肉を増強します。
運動後に摂取すると効果的と言われています。
但し、各種プロテインの中でもホエイプロテインは高価です。

ホエイ(ホエー)の作り方

家庭でホエイ(ホエー)を作るには2つの作る方法があります。

水切りヨーグルトを作る方法

ヨーグルトを水切りすることで、チーズのように固まった水切りヨーグルトが出来ますが、それとは別に白濁した液体ができます。
それがホエイ(ホエー)です。

※水切りヨーグルトからホエイ(ホエー)を作る方法について詳しくは、こちらの記事もご参照ください。⇒ヨーグルトで簡単!チーズの作り方~ざる・フィルター・チーズメーカー・容器編

カッテージチーズを作る方法

鍋に牛乳を沸騰寸前までわかして、そこにレモン汁か酢を入れると、もろもろのカッテージチーズとホエイ(ホエー)ができます。

ヨーグルトのホエイ(ホエー)を料理に使う

ホエイ(ホエー)は料理に使えます。
「自宅でホエイ(ホエー)を作るのが面倒」という方にはホエイ(ホエー)の粉末が市販されていますので、利用されると便利です。

飲料に

ホエイ(ホエー)は乳酸を含んでいるので多少酸味がします。

そのためフルーツと相性がよく、果汁や牛乳などと組み合わせて飲み物として飲んでも美味しいです。

パンケーキに

パンケーキを作る時に牛乳の量を減らし、その分ホエイを入れてます。
重曹やベーキングパウダーに酸性のホエイ(ホエー)が加わると、ふくらむ力が強くなり、ふわふわのパンケーキが出来ます。

肉を漬ける

ホエイ(ホエー)はタンパク質分解酵素と反応して、肉を柔らかくすることも出来ます。

30分ほどホエイに肉を漬け込んで料理に使います。
※但し、、漬け込みすぎると肉本来の弾力がなくなってしまうので注意が必要です。

ヨーグルトのホエイ(ホエー)パック

実はヨーグルトのホエイ(ホエー)は飲んだり食べたりするだけではなく、お肌に塗っても美容効果があり、ホエイ(ホエー)パックに使割りたりもしています。
※ホエイ(ホエー)パックについては⇒ヨーグルトのホエーの効果とパック・化粧水の作り方とやり方