ナットウキナーゼは納豆にのみ含まれる成分です。
ナットウキナーゼには血栓を溶かす働きがあることから様々な効果が期待できます。
ナットウキナーゼのサプリメントとは?
ナットウキナーゼのサプリの効果は?副作用は?
ナットウキナーゼサプリの効果と副作用を徹底解説します。

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ナットウキナーゼとは?効果

パックの納豆

ナットウキナーゼとは、納豆にしか存在しない成分で、タンパク質分解酵素のことです。

納豆のネバネバ部分に含まれる成分です。

ナットウキナーゼには血栓を溶かす働きがあることから、血栓が原因の病気(心筋梗塞・脳梗塞・他)の予防効果が期待されています。

「血液をサラサラにする」と喧伝されることもあります。

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ナットウキナーゼを摂取する時の注意点

ナットウキナーゼには血栓を溶かす働きがありますが、以下の2つ弱点があります。

・ナットウキナーゼは熱に弱い
・ナットウキナーゼは酸に弱い

ナットウキナーゼは熱に弱い

ナットウキナーゼは熱に弱く、水分が多い状態では高温(50℃以上)になると活性が急激に低下してしまう可能性があります。

ナットウキナーゼは酸に弱い

ナットウキナーゼは酸に弱い為、胃酸で60%死滅すると言われています。

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そして、ナットウキナーゼを納豆から摂る場合、以下の問題もあります。
・プリン体の過剰摂取
・ビタミンK2の過剰摂取

プリン体の過剰摂取

納豆1パック(50g)に56.5mgのプリン体が含まれています。
痛風患者のプリン体摂取制限は400mgですので、納豆を7パック以上食べないと、推奨摂取上限を超えませんが、プリン体は他の食品にも含まれているので、痛風患者の方は注意が必要です。

ビタミンK2の過剰摂取

ナットウキナーゼは血栓を溶かす働きがありますが、ビタミンK2には出血の際に血を固めて止血する作用を促進する働きがあります。

ビタミンK2にはワーファリン(血が固まらないようにする薬)の働きを阻害しますので、ワーファリンを服用されている方は、納豆はNGです。

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ナットウキナーゼサプリメントの効果

ナットウキナーゼサプリメントの効果は、ナットウキナーゼの最大の特徴である「は血栓を溶かす働き」にあります。

しかし、ナットウキナーゼを納豆で摂る場合、以下の問題点がありました。

①ナットウキナーゼは熱に弱い⇒調理に向かない
②ナットウキナーゼは酸に弱い⇒食後の摂ることが推奨される
③プリン体の過剰摂取⇒痛風患者は注意が必要
④ビタミンK2の過剰摂取⇒ワーファリンを服用している方はNG。
⑤ナットウキナーゼは就寝前に飲むのが効果的⇒納豆を就寝前に食べるのは現実劇でない。

ナットウキナーゼをサプリメントとして摂るとこれらの問題がクリアできます。

ナットウキナーゼは熱に弱い為、調理の幅が限られます。…①
その点、サプリメントは気軽に摂取できます。

その点、プリン体、ビタミンK2等を除去したサプリメントとしての「ナットウキナーゼ」は③と④の問題をクリア。

②と⑤の点については、カプセルタイプのサプリならこの問題をクリアできます。

さらには、サプリメントなら納豆が苦手な方にも気軽に摂取可能です。

では、ナットウキナーゼサプリメントには副作用はないのでしょうか?

ナットウキナーゼサプリメントの副作用

ナットウキナーゼの副作用に関しては、日本ナットウキナーゼ協会のHPに以下の記載があります。

上市されてから10年以上経過しておりますが、副作用の報告はございません。
納豆は古くから食経験のあるものでナットウキナーゼはその中の成分であり、安全性の高い素材と考えております。
参照:日本ナットウキナーゼ協会~ナットウキナーゼ FAQ

日本ナットウキナーゼ協会は「豆由来の機能性物質(ナットウキナーゼ・
納豆菌・ビタミンK2など)を原料とする、健康食品を対象とし、皆様に役立つ情報を提供しています。」ということなので、上記の文中の「ナットウキナーゼ」はサプリメントのことと同義と考えられます。